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ToDo:


2011-05-23

_ kwenwl VM なんちゃら

http://atnd.org/events/15330

行ってきた。 なにやら色々と面白いことをやってる人がいるなあと勉強になった。 特にネットワークまわりとかは相変わらず 勉強がたりなさすぎてよくわからないことが多かった。

個人的に興味というか比較的知ってる分野に近くて 印象に残ったのは「アセンブラ大集合」と「目grep入門」があったと思う。

前者の方はアセンブリの見た目から CPU の一定のクセを読むみたいな話で こういうのはわかった気ができてたいへん楽しい。 個人的にもこういうのを作ってみたりしていた。

http://shinh.skr.jp/h/?FizzBuzzAsm

追加大歓迎

後者の方はそのレベルでは全然ないけど、 Python challenge lv5 を Python の知識なく解いたあたりが 近い方面のアレだったかなぁとか思った。

http://d.hatena.ne.jp/shinichiro_h/searchdiary?word=python%20challenge

他にも ICFP の問題から画像取り出したりとかで 似たような方法論を使ったかもしれず。

自分のした発表についてはかなり反省するものがあった。 基本的にこの手の発表をするモチベーションとして

  • 自分のやったことを俺スゲーと自慢する

っていうのは間違いなくあって、 こういうののやり方としてはいくらでもあるわけだけど、 なんとなくコレだけでは良くないと思っていて、

  • なんだこの程度のことでそれができるのか。それなら俺にもできるぜ、と聴衆に思わせる
    • ことによって自分にとって有益なフィードバックを得る
    • さらに自分には思いにもよらない発展があればさらに良し

っていうのは割と重要なアレとしてあると思う。

今回は聞き手がわかってそうなところをすっとばしまくったので、 後者の方のアレがイマイチだったように思う。

というのはなにか若い人と後で話して、 若い人 「なんとなくとか言ってたけどれあれ大変ですよね」 若くはないと言っても当たり障りのなさそうな人 「そうなんだけどあれはやるべきあたり前の事を順番にやってるだけなんだよ」 とかそいう会話を少しして、 後者の方の人と僕のやったことが当たり前のことだという理解を共有できていたことに 強い喜びを覚えるとともに、 前者の方の人にアレがいかにどうでもいい当たり前のことであるかが 伝えられてなさそうだったことに残念に思ったのであった。

ちょっと考えると後者のような人は何を喋っても理解してくれるわけで、 前者の人にこそ「僕がこの問題について いくつかある選択肢のうちこの選択をした結果、 現状の当たり前の結論に落ち着いたか」 ってことを伝えたかったんじゃないかなぁとか思う。

発表時間が短いということでアプローチとかはざっくりと削ってしまって、 何を話そうかと考えた結果僕が苦労したところを適当に話すみたいな感じになったのだけど、 しかし基本的なことをもっと説明することもできたんじゃないかとちょっと残念だった。

こいうことを思ったのは、 こいう現象ってのは会社でなんか喋る時とかにもっとひどくて、 会社の人の優秀さに頼り過ぎてて説明を省略しすぎてる感があるなぁ… とか思ったこともあったのであった。

しかし一方で俺SUGEEは一定したいってのはあるので、 なかなかこういうのはバランスが難しくて面白い問題だと思う。 なんかで読んだ、80%くらいは着いてこさせて、 20%くらいで聴衆無視して自分が楽しいだけの話をする、っていう プレゼン術はなにか色んな意味でよい気がする。

ところで今回のプレゼン資料はここにあります

http://shinh.skr.jp/slide/ldmac2/000.html

まとめると、 このプレゼンに対する想定反論として、 そんなもん当たり前じゃねえよ! ってものがあって、 それはそれで俺 SUGEE に成功しているという意味では嬉しい面もあるのだけど、 しかし共有ライブラリとかローダーとかの仕組みについて マジメに考えたことのある人に取ってはやはり当たり前のことで、 まさに「やるべきことをやったらなんとなく動いた」のであって、 その当たり前さの感動を伝えられない悲しさもあり、 というようなそういう。

いや当たり前さの感動みたいなものはあると思うんだよね。 仕様に決められてる通りのプロトコルを喋るクライアントを書いたら動いた時の感動というか…

まあなんかプレゼンってのは面白いよね…と思う

(01:15)

_

まあそもそも眠くてしょうがなかったとかいう 根本的な問題があって現実的には そっちのマイナスの方がはるかにヒドかった可能性があるという話があると思う。

しかし僕が考えたいのは、そういう現実の話じゃなくて、 「一体何が楽しくて僕はあからさまに得意でないプレゼンとかやってみてるんだろうか」 とか 「僕の伝えたいことを考えたところ、プレゼン資料を用意する時に考えるべきことはなんだろうか」 とか そういう形而上的というかそいうメタなことが考えたいのであって、 「人を感動させるプレゼン術」とかそのへんにはイマイチ関心を持っていないのであった。 いや関心はあるのだけど、自分でやってみようとかはあまり考えてないというか…

(01:22)

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