ToDo:
3D プリンタでつくったというのをいただたのだった。正直はじめて 3D プリンタの有効利用を見たと思ったね…
実物もちょっと遊ばせてもらった。とりあえず俺の英語は認識してくれないみたいだった。
(16:25)
ベトナムに遊びに来ている。とりあえず市内観光とかぼんやりしつつ飯を食うという感じ。
朝起きてふらふら。中央郵便局とサイゴン大教会を見る。見るだけのもの。なんかここだけじゃなくて、東洋のパリとか言われるだけあって建物が欧風で、なんか逆に見ててあまり面白くないのが残念。
で、旧大統領官邸(南北わかれてた時のやつ)。途中バイクタクシーのオッサンにつまらんよと言われたけど、まぁ確かにあまり面白くなかった。なんか解説とかもうちょっとして欲しい感じではあるけど、まぁ入場料150円だしね…
このへんで道端でパンに謎の物体を挟んで路上で売ってるのがうまそうなので買ってみた。うまかった。バインミーと言うらしい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9F%E3%83%BC
戦争証跡博物館。入場料75円…ベトナム戦争においてアメリカがいかに悪いやつであったか。こっちも説明不足なんだけど、展示が基本写真で、その写真に簡単な説明がついてる上に写真であるがゆえに見れば何かわかるので、特に問題ない感じで。
特に印象に残ったこと
このへんで昼飯食ったような。フォー食った。こっちのフォーチェーンはアメリカの安っぽいフォーとほぼ同じと学んだ。
疲れて寝たりした気がする。あと work from ho chi minh
ベンタイン市場。アメ横。
晩飯。昔首都があったフエってとこの、フエ宮廷料理というのを出す庶民的な店に食べに行く。宮廷料理ってのは鳥の餌だった。しかしこれがうまくてまた食いたいくらい… http://vietnam.navi.com/food/68/
朝はブンボーフエとかいうやつ。辛めのスープに入った太麺フォー。肉を豚の足にしたのは微妙に失敗だったかもしれない。最近味覚のお子ちゃま化が進行した結果特殊な肉の株価が落ちまくってる。
ついでに川を見る。汚ないの一言。道路渡るのに苦労したんだけどな…
昼ごはんはちょっぴり高い店に行ってみる。といっても800円とかくらい。蓮の葉でくるんだシーフード焼き飯的な。おいしいんだけど、上品すぎて、ベトナム料理に求めてるのはこれじゃない感がややある。魚醤かけたらやや下品な味になってこれこれ、っていう。
ベトナムは総じて食べ物が安くてうまいのは素晴らしい。ビールも80円くらいなんでいくらでも飲める。あのアジアぽい味のビールばっかりだけど、もやしもんで南国で南国のビール飲んだらうまいとか言ってて、そういう補正で多少うまくなってるとは思う。
一方で町はかなりしんどい…タイよりもバイクタクシー的なわけわからんオッサンの客引きが多くて、バンコクは観光地にしかいなかったけど、ホーチミンは本当にどこ行ってもいる。そして彼らがまともにタクシー的に食えてるとバンコク以上に信じられないんだよな。乗ったことないけど、危険、揺れる、うるさい、暑い、排気ガス、値段交渉めんどい、タクシーが十分に安い、そもそもホーチミン狭いので歩ける、などと彼らが便利な気が全くしない、のにうじゃうじゃいる。そしてずっとふらふらしてて、中には1日で3度会った人もいた…あと地球の歩き方に書いてあった、日本人に最初の一回親切にして、ノートに「このオッサンは信じられるよ!」とか書いてもらってそのノートを見せる、っていう手口のノートを実際見せられた。てかそもそも最初の一回親切にしたんじゃなくて単に日本語が書ける共犯がいるのかもしれんが。
あと交通マナーがこれまたバンコクより悪いと思った。信号無視当たり前、赤になるの律儀に待ってる人がクラクションを鳴らされてるのすら見た、そもそもそこらじゅうでクラクション鳴らしててうるさい、バイクは普通に逆走してて道渡る時は両側確認が必要、信号でも止まらない人がいるから道を渡るのに時間がかかる、などなど。
それと単純に暑い。東京と比べて蒸し暑くは無い、ってのをどっかで見た気がするけど、蒸し暑い。排気ガスがひどくて空気もまずい。
最後に僕がマヌケなケースが多いんだけど、なんかやけに迷う。両替所あちこちにあるなぁとか普段歩いてる時は思ってたんだけど、いざ探すと見つからんとか。そして同じとこウロウロしてるとバイクの声かけ率が上がる…
この4つが重なって町を歩いてるといらいらしてくる感じ。知らない町歩いてていらついてくるってのは、はじめての経験くらいの勢いかもしれない。電車乗り遅れそうな時とか除いて。
一方はホテルはなんかあまり喋らないけどいい人たちで、風呂桶と壁の間に眼鏡落として取れねえよ、って思って stick くれーみたいなこと言いにいったら、通じないもんで、ちゃんと絵とかでコミュニケーション取ったらちゃんと解決してくれた。たぶん普通の善良な人は静かで別に話しかけてこなくて、うっとうしいのがやたらと話しかけてくるって残念な構図なんだろうな…マレーシアとか、わりと普通の人が話しかけてくる感じだったんで印象いいんだよな。
あと関係ないけどどこにもで公安がいるなぁと思う。特に何もしてるようには見えなくて、賄賂を取るだけの無害な生き物らしいんだけど、服装がちょっと暑そうだから大変な仕事だなぁとかおもう。
https://twitter.com/__mtm/status/320924475887607809
大きい会社がよくわからないことを発表!
的なことが多いと思う。んでブログ1や2を見て、ああなるほどそういうことなんかなぁとか思うっていう。なんか大きな発表について意見を求められた時の模範的な回答は、「私はわからないので、PRに聞いてくれ」って感じぽいんだけど、別に模範的にふるまうまでもなく、本当にわからんから偉い人に聞いてくれ、ってことが多い。
ところで偉い人もよくわかってんのかなとか漠然と思う。なんか適当に色々やってみてるんじゃないかって思う時がよくあるけど、さすがにそれは無いのかな…
↑は一般的な話で、今回の話について僕が上記の意見を持っているというわけではなく、つまりPRに聞いてくれ
(11:39)
一番の目的であるシェムリアップ。
1日目
空港に着いて思ったのは、なんかこじんまりとした空港だなあと。初日はもう遅いので、適当にタクシーに乗ってホテル行って寝るだけ。タクシーの人に、明日どうするんだ俺使わないか的なことを聞かれる。まあまあうまい英語。僕より下手だけど僕より通じると思う。んー明後日とかいいかもねえとか言って、タクシー欲しけりゃ電話するよって言って電話番号を聞いておく。
夜飯はホテルの前のカンボジア料理にフランス料理の技法を使ったとかいう高めなレストラン。たしかにうまかった。特になんか鳥のエサぽいサラダが。
2日目
とりあえずどう見ても車かトゥクトゥク(タイのやつと違って日本で言うバイクに客席が付いてる感じで、タイより合理的)か2ケツバイクがあると良くて、自転車でも結構しんどそうだったので、初日は1日ツアーを申し込んであった。一人旅でツアーとかはじめてだなぁ、他の人とかいるのかなぁ、と思っていたけど、一人だった。
早起きしてアンコールワットから朝日見るツアー。アンコールワットのチケットに自分の写真とか入っててすごいハイテクだなーと感心する。$40で3日とかいう券。カンボジア価格としてはかなり高いと思う。具体的にはホテルは同じくらいの値段だったけど、アメリカマウンテンビューだったら $150 くらいかなーとか思った。
で、日本語ちゃんと喋れるガイドにこのへん座ってるといいですよ、と言われて座って朝日を待った。曇っててイマイチ。残念賞。行きは暗くて見えなかったけど、この時アンコールワットの外っかわの参道とかが見える。堀が広いなーと。このツアー単品で $20 と高め。
適当に近くのマーケットを見てまわる。適当にスープ屋みたいなとこで朝飯を食べる。なんか細麺フォーみたいなもの。うっかり肉が色々入ってる種類を頼んでしまう。なんか内臓入ってるなーと思いつつ深く考えず食う。後で食あたりに苦しんだんだけど、たぶんコレ。一応水とか氷とかかもしれないけど。
んで1日ツアー。近所の有名所を回ってくれる感じ。午前中はアンコールトムってやつだと思う。その中はバイヨンってのがメイン。まぁすごい。イマイチ言語化しにくいけど、よくこんなデカいもの作ったな、ってのがまずあって、そのデカいのに片っ端から彫刻がされてるのにも感心する。彫刻は石に掘ってからつなぎあわせるとズレちゃうので、ちゃんと建物として作ってから掘ったとのこと。デカいもの30年とかかけて作っちゃうのも、それにミスなく彫刻掘るのも、神様の住処だから当時の人は良いことをして天国に行きたいと思ってたから真剣だったとかなんとか。
このへんのものは大乗仏教時代の遺跡ばかりで、その後のヒンズー時代に仏像は簡単にえぐり取れるものはえぐり取って、変わりにヒンズーの神様にしちゃった部分があるとかなんとか。建物自体は壊されないんだな、とか。
このへんでナーガとガルーダとかについて説明を聞く。前者は仏教の大事なもので奇数頭の蛇、ガルーダは鳥だか鳥人間だかでヒンズー。なんか一緒にいるとこが結構あるんだけど、それは融和のシンボルらしく、当時の王がいい王で、仏教とヒンズーどっちでもいいよという時代だったので、仲良くしなさいね、的なものぽい。なかなか先進的だと思う。
歴史的には、元々ヒンズーで、大乗仏教になって、その時バイヨンとかできて、んでヒンズーになって、んでアンコールワットができて、その後宗教戦争があってヒンズー原理主義的なのが勝って仏教の彫刻を彫り直すとかすごいことやったりして、それからヒンズーやっつけて上座部仏教になった的な感じぽい。12,13世紀の話。
あとはアンコールトム適当なとこ行ってから、タプロームというやつに。木が遺跡にからまりまくってるところ。なんか木を取り除かないと木が成長してどんどん遺跡が壊れていっちゃうんだけど、タプロームは彫刻もそれほど良くなくて、木を取り除いちゃうと客がいなさそうだから、適当になあなあにしてるとか。ていうか木が石の塊の建物こわしちゃうんだなぁと感心する。
昼飯…はまあ普通。このへんで予想された通り食べ物はベトナムの方がうまいかなあと思いはじめた。
マッサージどうですかとガイドの人が言うので、まあマージン欲しいんだろうなあとはい行きますよと行った。いまひとつ。ベトナムの方が良いと思った。
休憩してから、昼はアンコールワット。まーすごい。色々物語とか掘ってあって、ガイドの人が説明してくれるんだけど、お前は何を言ってるんだ的な物語が多い。
印象に残ったのはこの乳海攪拌というやつ。1000年間ヘビの綱引きをしていた神々とアスラたち。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B3%E6%B5%B7%E6%94%AA%E6%8B%8C
この後山に登って夕日を見に行く。上でぼんやり待ってたら、中学生くらいの女の子が話しかけてくる。ああこれはよくわからない理由で1ドル寄越せと言われて取られる展開だなーと即座に思った、けど違った。日本語を勉強していて宿題で日本人5人と話して聞いたことを記録せよというのがあるので、少し話してほしいと。どうせ待ってるだけでクソ暇なので喜んでと話をする。とはいえ複雑な会話はしんどそうで、基本的には向こうが聞いたことに一問一答で返事する感じ。記録も日本語でしてて感心。日本語勉強してどんくらい、って聞いたら1年とか言ってたと思う。1年であんだけできればすごいなーというレベルだった。
どうもこの国は語学教育がかなり熱心ぽい。そしてみんなレベルが高くて、実際町で英語がびっくりするくらい通じる。ベトナム日本とは比較にならない。シェムリアップは観光しかやってないような町だから特別熱心なのかな、と思ってたけど、後でプノンペンでもあんまり変わらない感じだなぁと思った。
それはそれとして、調子悪いなーと思ってたけど腹痛くなってきたので、まあ曇ってるしいいかと夕日の前に下山。あーやっぱ下痢ですねー的な。食欲無いけど夕食に連れていってもらうも、一口たりとも食えない感じだったのでホテルに帰着。この一日ツアー $37 だっけ。夕飯無しなら $30 。
山入る前に明日ツアーどう、って言われてて、1人だと $150 のやつが今ちょうど1人いるから、2人目になれば $75 だよ、って話で、ああそのツアー見たなあだいたい行きたそうなとこだったなあとか言ってた。山下りて、しんどいから明日行けるか微妙だなあしかし明日ツアー以外で回る気合いがあるとは思えないし、申し込むかーとお願いした。
あとどっかのタイミングで土産どうすかーと言われて、まあ見るだけなら見てもいいけどと思ったけど、休憩しますーて言ったら土産屋に連れてこられて、はて…と思いながら見たりした。なんかわりと想像を絶するくらい面白くない土産物屋だった僕的には。具体的には布と彫刻しか無い感じ。
ガイドとの会話で印象に残ってるのは、日本のケータイの値段を聞かれて説明に困ったのと、あとなんでガイドになったかみたいな話。もともとトゥクトゥクの運転手をやってて、なんとなく日本語を月 $2 の寺子屋(!) で勉強しはじめて、ある程度読み書きできるようになったから日本の観光客と日本語を話してみたりして、それからガイドの資格を頑張って取ったとかなんとか。日本の客はそこまで多くないからガイドはアルバイトで、普段はタクシーの運転手をしているとのこと。朝のガイドも似たようなことを言ってたと思う。
なんで日本語にしたの中韓の方が人多いよね、と聞くとあまり好きくないから、とのこと。マナーとかの話かな。日本も3,40年くらい前は海外旅行のマナーひどかったという認識で、中韓もほっときゃそのうち良くなると思うんだけどな…
晩は苦しかった。なんかずっとトイレ行ってる感じの。途中あーもう無理だなー明日はキャンセルでいいや飛行機もキャンセルして Siem Reap 滞在日数増やそうとか思っていた。
3日目
電話が鳴って起きる。ツアーの出発時間8時ですよーとか。いやー無理でしょーと思ったけど、動いてみると結構ラクになってるので、ツアーくらいなら行けるんじゃね、と行くことにした。
バンテアイ・スレイ。赤色の遺跡。彫刻が細かい。東洋のモナリザとかいうのがあるのが有名らしいけど、まあそれはしょぼかった。
クバール・スピアン。かなり歩いて行った先に水が流れてるところに彫刻があるっていうところ。なんかまあ山なわけだけど、犬が2匹あらわれたと思ったら行きはずっと同行してくれていた。帰りは3匹に増えたと思ったら1匹に減ったけど最後までいた。他の組もあったのになんでうちについてきたんだろう、ガイドの人徳だろうか。山はいつもなら全く問題にならないレベルなんだけど、なんも食べてないし腹痛もひどいしで体力落ちまくりで、結構しんどかった。
確かに水が流れてるところに彫刻があるなあっていう。ここはリンガって言われるものがたくさんあった。シヴァ神の男性器の象徴らしくて、とにかくいっぱいある。すごいなあとか思う。女性器の象徴の上に男性器の象徴を乗せたものに、水を流すとそれは聖水になると考えられていて、人々は病気になると飲みにきたりするとかなんとか。なんというか変態でしか無いと思ってしまうよね。
昼はツアーの用意したお弁当なんだけど、少しだけ食欲があったので少しだけ。
ベンミリア。この日一番行きたかったところ。なぜならラピュタのモデルらしいから。実際ここはかなりいいところだった。なんかバルス使用済みって感じの崩壊ぷり。木が遺跡にからみまくってて、まあ木が壊したんだなあとよくわかる。
夜はカンボジアカレーを食った。カンボジアカレーは食ったことあるから知ってて、カレーを冠するものはたいてい好きだけどカンボジアカレーはその中で最悪に近くて、あえて確認してみた。やはりこれはいまいちだと思った。スパイスが足りなさすぎるんだと思う。基本ココナッツミルク煮込みでしか無い。
しんどいので寝る。
4日目
しんどいのでゴロゴロしつつ、朝飯探し。カボチャプリンというのが名物らしいなーと見つけたので、デザートだけとかならお腹にやさしいかなと頼んでみる。何故か違うのが出てくる。カボチャをココナッツミルクで煮てタピオカ入れたようなやつ。まあおいしいからいいかと。
ホテルに戻ってそろそろ出発してもいいかなーという気になってきたので、初日のタクシーの人に電話する。11時からーて言ったら13時からーと言われた。行きたいところは地雷博物館と湖だけで、時間足りそうだし、まあいいかとごろごろ。
地雷博物館はなんかすごいところだった。何がすごいかというとこれを作った人がすごくて、数万の地雷をスコップとペンチだけで解体して回った英雄らしい。飾ってある地雷の残骸は全部その人が解体したものとか。そのスコップとペンチ殺法は今は国際法で決まった方法に従ってないから、国にやめろって言われて、しょうがないからやめたけど、どうしても自分で地雷撤去したくなって国際法のライセンスを取って今は正規のやり方でやっているらしい。正規のやり方はかなり金がかかるぽいし、地雷の解体とか禁止で、爆破しないといけないから、最初からそのやりかたしてたらこの博物館なかったんだなあと。
あとその人はついでに孤児を育てて、博物館は孤児院にもなってると。なんというかいい人の権化みたいなのがいるもんだな、と感心した。
湖。水上村を見るってのがメインぽい。うわー本当に水の上に住んでるなーと。なんで住んでるかって聞くと、貧乏で陸地に家が買えないってことなんだけど、しかしカンボジアの場合土地代とか無い場所いくらでもありそうだし、勝手に家建てるなら水上より地上の方が安いし、雨季と乾季で移動とかしなくて良くていいんじゃ…とか思って腑に落ちなかった。
で、恵まれない子供に食べ物を買ってあげて、学校に行って感謝されよう! とかいう寄付イベントが発生した。買った食べ物は子供のところに行くし売り上げも子供達のために使われるんだよ、とかいう説明を聞いて、それは僕の寄付にあわせてアンタが子供に食料あげてるよね、明らかにあなた現地人でボランティアとかじゃないからおかしいよね…と思いつつも、まぁ要は学校の入場料でしょってのと、ゼロ貢献ではないだろうということで払った。このへんで手持ちの金がほぼなくなってはてという感じだった。
でー学校はなんかすごい綺麗な格好した先生と子供がいて、なんかホンマかいやという感があった。あとアングリーバードが子供達の持ち物に使われてたのも謎。遊んだことは無いよね普通に考えて…学校でなんか米の上にゆでた卵を乗せてナンプラーかけただけみたいなものをもらう。腹壊してロクに食べてないのでうまそうすぎる。その後飛行機てこともあって腹の調子が不安だったけど、うまそうすぎて食べた。実際おいしかった、というかナンプラーをソースなり醤油に変えれば日本でもよく食べるおいしいものですしね…
なんかタライを器用に操縦して移動してる子供二人がいて、撮ろうとするとワンダラーワンダラーと叫ぶ。適当に撮ってから $1 あげてもう一人の子にあげようと思ったらもうドルが枯渇していて、カンボジアリエルをぐちゃっとあげて、破産した。
帰りはなんかビールとツマミがふるまわれた。でも腹的に食欲もないし、ビールもそういう気分じゃないので遠慮してた、が、まあ蟹一切れとビール一本だけもらって、しょうもないことを船ガイドと話しながら帰った。出る前にガイドと運転手にチップをくれと言われる。いろいろしてやったじゃないかと。まあ少しくらいやるのはやぶさかではないけど、しかしさっき全部くれてやったので何もあげれないよと言うと悲しそうだったけど、「お前が楽しんでくれたらまた他の人が来て俺の仕事が増えるからいいよ」とかなにやら殊勝なことを言っていた。しかしアンタらが寄付してやれと言ったんだけどね。
でまあタクシーの運転手とくだらないこと話しながら空港へ行ってプノンペンへ。しかしこの運転手英語うまいなーと思ってどんくらい勉強したのって聞くと2年。すごいなあ…としか思えなかった。ガイドとかはやらないの? て聞いてみたところ、タクシーの運転手好きだし、高校出てないとガイドできないとのこと。高校の途中で仕事しないと家族きつそうてことで仕事はじめたとかなんとか。まあ大変やね。
込み入ったこと聞いたし、英語通じるし、言った通りのとこ行ってくれたし、ってことで、大目にチップとかあげといたりした。
チップは文化としてあんま無いらしいけど、お金は物理法則に従って高いところから低いところに流れるべきという考えから、なんかやってもらった時とか、レストランとかタクシーとかガイドとかでは、基本気前よくあげている。けど、向こうからチップくれとか言われるとかなり萎える。チップ文化無いからチップくれとか言われると精神への動揺がかなりある感じで。
(03:01)
プノンペン
1日目
ついた、適当にトゥクトゥクつかまえてホテル、寝た。
2日目
シェムリアップで結構疲れてたので、ぐだーと過ごそうと思う。ホテルで朝飯くってぐだっとする。昼くらいにおもむろに出かけはじめる。
独立なんとか塔とか見つつ、王宮の方へ。11時から14時は閉まってる。ぐだっとしすぎた。博物館も閉まってるとのこと。トゥクトゥクでワットプノン。タイとかにもある感じの、地元の人の憩いの場的な寺。まあほのぼのするけど、それだけ。仏像の回りを LED で光らせるセンスは理解できない。
ぶらぶらして時間潰してから、博物館。シェムリアップで頭外してたやつとかがあった。まあ比較的僕にはどうでもよい。王宮…は時間じゃなくて、そもそも開いてない日だったらしい。なんもしてないな…と思いつつトゥクトゥクで帰宅。
晩飯は近所でカンボジア料理らしい、ショウガ炒め、肉野菜炒め少しつき、みたいな物体を食う。たしかに最初はうまくて米とビールが進む。しかしともかくショウガが多いので、割とショウガは好きなんだけど飽きてきた。あと東南アジアのビールはもういい…
3日目
同じくカンボジア料理らしい、おかゆを食う。えっとまあおかゆ。おいしい。
今日は色々行くことになるから、比較的まともなトゥクトゥクを探そう…とうろちょろ。あやしい英語で騒がしいのは値段聞きつつスルー。なんか比較的歳食ってそうな(後で聞くと33)静かめなのにつかまったので、出発。
トゥールスレン。ポルポト時代の虐殺博物館。当時は留置所。その前は学校。トゥクトゥクの人に1時間なーと言われて、そんなもんかなーと思いつつ回る。えぐい。最近のことなのと、そもそも結構ちゃんと記録して虐殺してたのもあって、色々資料とか残ってるのが面白いと思う。
基本的には知識層とか都会に住んでるやつは敵なので、眼鏡してるとか(内戦から避難してきた農民であっても)都会に住んでると刑務所に連れてきて、自白しなさいと拷問される。拷問がキツいので、自白する。自白書ぱらぱらめくる感じ、だいたい飯盗んだとかCIAとKGBのスパイだってのが人気の自白ぽかった。CIAとKGB両方のスパイって自白とかあったりしてすごい。で、自白が終了すると無事死刑執行されちゃうので、色々罪をひねり出して頑張る必要があるぽい。
虐殺とか大好物なので、2時間かかる。ごめんごめんとトゥクトゥクの人に言うと、遅いせいで別のカスタマーとの約束があったのに無理ぽくなった、空港行くならそれも俺にやらせろ、みたいなこと言われる。この段階ではまだ時間に少し余裕があると思ってたので、後で考えるとか言う。
次はキリングフィールド。こっちは処刑所。音声案内があってわかりやすい。留置所から運んでは殺して埋めて、を繰り返してたらしい。穴がボコボコ開いててこの穴1つで100-500人くらい埋めましたー的な。
回りは帝愛的な農場。米の国内生産を3倍にせよとの命令から1日13時間農業みたいな無茶なことやらされてて、普通に過労死とか脱落したのをサボったとして殺されたりとか、バナナもらって食べてたら盗んだと言われて殺されたりとか、ひどい。
なんか何がひどいってポルポトが幸せに一生を終えたってのがすごい。まぁなんかヤツが政権取れてたのもかなりたまたまっていうか、なんか都合良くいろいろ混乱してた感が強いのかな。あと当時の加害者のリーダー格がまだ審判中とか比較的ゆるい懲役とかになってるぽいな。現場で虐殺が起きてたなんて知らなかったとか最初の頃言ってたような連中はさすがにひどすぎる。
これもゆっくりいたので結構時間を使う。トゥクトゥクの人に飛行場までも頼むわーと言う。昼飯をそのへんで食う。意外と食ってなかった揚げ春巻。カンボジアはどうだい、とか聞かれて、まあ人親切だし礼儀正しいしいい国な気がする、って言ったら、お前が金持ちだからじゃね、て言われて、おおなんかいいな、と思った。なんかいいなと思ったのはたぶん、反論してくれること自体がいいなと。シェムリアップのタクシーの人とかも、ヨイショしてるだけのガイドと違って、こうなんか意見を言うっていうか。
王宮に向かう途中、途中で止めて、このままでは飛行機間に合わないから飛行場直行しないかと言ってくる。んなわけないだろ、要は早く帰りたいだけだろ、うざいな、と王宮に行ってもらう。王宮に着くと、道混んでるし、カスタマーとの約束があるから30分で帰ってこいとか。んじゃ空港までは別のトゥクトゥクつかまえるからさいなら、って言うと、カスタマー諦めると。そんなカスタマーいる大人気トゥクトゥクなら僕の飛行場行きを意地でも確保する必要ないので、どう考えても嘘なわけだけど、ばれないとでも思ってるのかなぁ。
王宮…はわりとどうでもいい感じ。金きらきん。なんか実際執務してるらしいのだけ少し感心。皇居とかは建物に接近できないからな…
道混んでるのは事実で、まぁそれでも空港2時間前みたいな感じで到着。うざかったけど、さすがに8時間くらい拘束してそれまでに話してた $22 だとかわいそうだなと思ったので、 $10 チップとしてあげたら、もう $3 くれって言われる。一瞬あげよかなと思ったけど、うざかったこと思い出してあげなかった。そもそも余計なこと言わなきゃもっとあげただろうに。
(02:37)
http://www.pan-nations.co.jp/column_001_005.html
は僕の意思疎通がひどいことになる現象をうまく説明してくれてる気がする。
ロー側からハイ側にあゆみよる場合どういう方法があるんだろうか。まあそもそもハイ側の説明が足りてないと感じる時に、暗黙の前提を想像できてるクセに揚げ足取ったりすることがあるのがいかんわけだけど、そういう悪いことをしない気分の時に。
相手のコンテキストをつかみ切れない時がまず困る。あんま細かく前提条件を聞くのも微妙ぽいので、よくわからん時は適当に笑ってる的なアレだろうか。つらそうだ。
逆にこっちが喋りたい時の前提条件が複雑な時に、ぐちゃぐちゃ細かいこと言うのも微妙ぽいていうか、だいたいそういう時って、前提条件を無視してその後の命題(前提が複雑だからそこだけ拾うと突飛なことが多いと思う)に対してだけの反論が来る気がするので、まあそういうややこしい話はそもそもしないことになる。
や、まあ無理だな。あきらめるが吉。
(03:42)
ホーチミンに戻る。最後ということでゆっくり休みたいということがあり、ちょっと高めのホテル(つっても$50くらい)にしておいたらだいぶ豪華な感じだった。高いホテルだと Mac book air を security box に入れて出かけても安心できる感があるので、持ち歩く荷物の重さが結構へる。
1日目
ベトナム風お好み焼きというのを食べに行こうと店に行く。地球の歩き方を持っていかなかったので、お好み焼きの名前がわからず、適当にそれぽいものと生春巻を頼む。そしたらそれぽいと思ったものも生春巻で、生春巻と生春巻で生春巻がかぶってしまった。が、まあうまかったので良しとした。
デザートも喰いにいった。これ http://4travel.jp/overseas/area/asia/vietnam/ho_chi_minh/restaurant/10002414/tips/10430017/
なんかもう観光とかめんどいねーという気分だったのでホテルでうだうだした。
昼飯を食べた場所が、屋台料理を集めて来たレストラン的な感じで、いいコンセプトだなあと思ったので、お好み焼きを食べにもう一度行く。今度こそお好み焼きとまたしても生春巻を頼んだ。お好み焼きより生春巻の方がうまい。ついでにチェーとかいうココナッツぜんざい的なおやつを喰う。まあまあ。
ベトナムのカオサン通り(タイのバックパッカー通り)とか呼ばれてる場所に行ってふらついてみる。 iPho とか書いてある T シャツを衝動買いしたりした。 $12.5 と言われて、だいたい言い値で買う僕としても、いくらなんでもふざけんなと思って、 $5 と言ったら $6 と言われたので、たぶんまだ高いんだろうなと思いつつも $6 で買った。ちなみに次の日 $3 で売られているところを目撃した。まあいいんだけど。
2日目
ほっとくとうだうだしてることが予想されたので、メコン川ツアーとやらを申し込んであった。
途中蛇を首に巻いたのが一番重要なことだった。テレビとかでやってる人見たことあるけど、まさか自分がやるとは。
昼飯が珍しい魚の揚げたヤツを生春巻で包んで喰うとかで、また生春巻か! と思った。
あとは寺を見る。よく考えるとベトナムでははじめて。建物は違和感あるけど、仏像は日本で親しんでるものにすごく近い。同じ大乗仏教だからだと思う。カンボジアとかタイは上座部仏教なので、なんかだいぶ違う。それにカンボジアとタイはヒンズーの影響がだいぶ入ってると思うんだよな。
夕飯に蟹の人気店があるということで、蟹春雨を喰いに行く。蟹が本当にゴロゴロ入っててやたらうまかった。まだちょっと時間あるなーとふらふらホテルに帰る最中、軽くビールと牡蠣を食べる。
タクシーで空港に行って終了。最後のタクシーに残ったベトナムドンを全部あげた。つってもあまり残しすぎないようにしてたから 200 円くらい余計に払っただけ。
(02:23)
カンボジアはすごく良かった。後悔と言えばロケットランチャーを撃ちに行かなかったことくらい(そういうのに一人で行くのもなあ…と)。ベトナムは比較するとだいぶ劣るかなぁ。
僕の中での東南アジアランキングは
カンボジア > マレーシア > タイ > ベトナム > シンガポール
くらいな気がする。ただタイベトナムシンガポールは飯がうまいんだよな。あと行ってないのは、インドネシア、フィリピン、ラオスあたりだけど、比較的興味が湧かないとこばっかなので、次はインドかなぁ。
使った金は
15万くらいか。結構気前よく使ってたつもりだけど、アメリカ1往復の値段と考えるとまぁ安い…
そういえばシェムリアップのタクシーの運ちゃんと、シェムリアップ=>プノンペンの飛行機で隣りあったカンボジア人と、グーグルについて話したりしたのだった。
タクシーの運ちゃんに、検索エンジンは何がメジャーなのとか聞こうと思ったんだけど、そもそもグーグルを知らなかった。 gmail なアドレスを使ってたので、これの会社だよとかなんとか。
飛行機に乗ってたカンボジア人はなんか商売をやってるらしく、客とおぼしき西洋人といっしょに乗ってた。飛行機とか乗ってる人はカンボジアではかなり富裕層だと思うんだけど、グーグルとかよく知ってた。なにがお勧めのタブレット聞かれてはて… nexus 7 はとりあえず安いよ、とか。あと Mac book air 使ってたけど、いいんか? と聞かれたり。別に iPhone 使ってる人も結構いるとか説明した。
(02:42)
http://jarp.does.notwork.org/diary/201304c.html#201304211
僕はオレオレ global alias で解決してますね…
alias -g R=">/tmp/zshtmp;cat /tmp/zshtmp >"
http://joeyh.name/code/moreutils/
しかしなにやら面白いんだかどうでもいいんだかなものが多いですね。ぱっと見興味がひかれるのは
そしてそれよりそこからリンクがはられている num-utils が気になる
http://suso.suso.org/programs/num-utils/
(08:24)
最近よく思うことに、観測可能な優しさは真の優しさと心の余裕の和だということがある。どっちにせよ他者に寛容/協力的になるので、この2つは傍から見るとあんまり区別がつかない、と思う。
漫画とかによく出てくる、典型的な金持ちで性格が悪い人、っての、現実にはあんまり多くないと思う。金持ちはどうしても基本心に余裕があるので、観測可能な優しさは大きくなる。大家さんとか搾取層だから敵だ…! とか思ってたけど、今まで見た大家さんはだいたいいい人だった。
でまあ、残念ながら、やはりそんなに裕福じゃない層のほうが、はてあまりお近づきになりたくないなという感じの人が多い気がする。経済的な要因で心の余裕の量が大きく変わるのは残念なことではあるけど、まぁそんなもんなんだろう。
僕はというと、心の優しさなんて全く持ち合わせてなくて、たいへん自分勝手に過ごしているんだけど、あまりに心に何もなさすぎて全部が余裕みたいな状態なんで、たまに優しいと勘違いされて困惑することがある。それでわかったことは優しいと思われて損することは特に無いなっていう。
(15:20)
いつも泊まってる会社のアパートみたいなのが、いつもは二人で共有なんだけど、今回は一人で無駄に贅沢な感じで貧乏性としては少しアレ。せっかくだから人よんで酒盛りでもやるべきかな
(22:58)
http://uramayu.com/blog/2013/04/japan_food_boom.html
このへんだと結構うまいかなあとか思ってたけど、今日行ったとこはちょっとびっくりするくらいおいしくなかった。もともとおいしくないで評判のラーメンうどんそば屋で、ざるうどんてんぷらつきを食べたらおいしくなかった。なんでこんなシンプルなものがおいしくないんだろうとふしぎだった…
なんかまずかかってる海苔がまずくて、なんかへんな味がした。めんはゆですぎでやわらかいにもかかわらず粉っぽい的なふしぎさ。テンプラはなんかまぁどうでもいいテンプラ。カップメンに乗ってそう。
うまいのでいうと
ああでもこないだ地雷踏みに行った丼屋はまずかったので、4/6くらいかな…
(14:28)
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