ToDo:
デリー初日これ ANA plat で無料で入れたんじゃね…という気がする。セレブ力不足か…
http://www.onryoku.com/travel/india/delhi/3799
(22:45)
名称は不明。 LAN の中で shinh.org にアクセスしたら適切にアドレス変換してほしい。
なんかいくらか前に100円だか200円だかで買った無線ルータを使って、有線ルータ、 hub 、 AirMac を一本化しようと思って、設定してみた。他はだいたいうまくいったんだけど、それだけできない。
http://info.interlink.or.jp/bbs/viewtopic.php?t=334&sid=40b48c9e52094942d575de165fa192a6
http://blog.livedoor.jp/sasata299/archives/51419803.html
まぁ /etc/hosts 書くって技でだいたいの用はたしかに足りるので、それで許してやるか…ってことにした。しかしノートPCだけはその設定すると外で困るし、しないと中で困るという残念さがあると思う。
余計なものを減らしたい、ってのがモチベーションなんで、ルータ二段とかは無い感じかなぁ。まぁ重要な道具だから、ちょっと高級なものを買ってみると良いのやもしれぬ。買うのはやぶさかではないんだけど、アドレス変換とか、微妙に設定が面倒なのよね…
(19:00)
https://plus.google.com/photos/+shinichirohamaji/albums/5987648406056002161
6日目バラナシからカトマンドゥ
インドで次どこ行くかな…と考えた結果、ネパールに行くことになった。インドで魅かれるのは北の方でそれは寒そうすぎてダメで、あとはブッダガヤくらいなんだけど、飛行場ないからアクセス的に微妙に不便そうだったんで、それならネパールにしようと。エベレストを見よう飛行機ツアーみたいなのが楽しそうだった。
でまー空港に行く。オートリクシャー呼んでくれるって話だったけど、泊まってるところは路地的迷路のど真ん中で来れないと思うけどどうすんのかなーと思ってたら、宿の人がバイクに2ケツで送ってくれた。ありがたいけど、クソ狭い路地だからバイクも危ないと思った…しかし宿は総じて無茶苦茶いい人達によって運営されてる宿だった。
空港に着いてチェックイン…しようとすると待てと言われるので、サモサを買って食ってみた。カレー芋春巻みたいな? で出国審査に紙が必要。そんで紙書いても待てと言われるはペンが無いと言われるはでひどい。出国審査通ってからセキュリティでまたそこで待つ。セキュリティ通る時に何故か2回ずつパスポートを見せて航空券にハンコ押してもらう。で、セキュリティ出てから今度はよくわからない事情でもう一個ハンコが必要。合計4回押してもらった感じで、スタンプラリー状態。しかも一回一回待つ。なんつーかインド人多すぎて、なんか無理矢理仕事作ってんじゃないかな…とか思った。というわけでバラナシもなんか不思議な感じの飛行場だった。
で空港から適当なタクシーでタメルの宿に。1500円でこれかーという立派さ。猿もいないし牛糞もない。でも wifi がかなり切れ気味…ちょっとしんどいけどなんか観光でもすっかと、スワヤンプナートというのに行ってみる。猿がいる。高いところなので楽しい。ネパールの建物は日本の建物と似てて親近感が湧く感じだなぁとか思った。ただ彫刻とかがすごい細かくてそこは違う。
帰って、近所で一番 tripadvisor おすすめの店…がこのホテルじゃん、ってことで、ホテルで晩飯。まぁ wifi もつながるから良いと言える。なんかかなりうまい物体だった。インドとチベットと中華が混じってるという話だったけど、まさにそんな感じで。あと久々にビール飲んだというのもあり。部屋帰ってしばらくすると停電したり。電力足りなくてでも貧乏だからインドに電気売ったりしてて、結論としては電気が足りないので計画停電でかなりの時間止まるっぽい。高級ホテルは完全自力給電してて、まぁ 1500 円のとこくらいでも、便利そうなとこの電気が通るくらいは通してくれてるぽかった。寝室の暗い方の電気と、トイレと、みたいな。あれ、なんかしんどくね…と思いつつ寝る。
7日目カトマンドゥ
あっ熱出てるなーと起きて気付く。体感37後半くらい。ので、ぐだぐだすることにした。昼過ぎまで寝て、アスピリン飲んで、ホテルのレストランでモモ(チベット餃子)食って、歩いて行ける範囲の、ダルバール広場とやらに行くことにした。でふらふら。建物いい感じだなーとかは思うけど、情報が無いのであまりよくわからない。途中で女の子の写真を売ってるおばあさんがいて、その女の子がクマリっていう巫女的な何からしかった。ずっと待ってれば出てきてくれたらしいけどまぁ比較的どうでもいい。あと広場の中の博物館。すごい広い。あと国王の話ばっかでつまらんなっていう…宗教の話とかもうちょっとやって欲しい感じであった。
で一通り回ったあたりでオッサンが声かけてくる。お前はネパール人に似てるから話がしたいとかなんとか。100%ガイドなわけだけど、かなり疲れがひどくて、ちょっと休みたかったのでそのへんで座って話をする。比較的すぐに$35でガイドって話になるけど、いやーしんどいんだよねと断わる。つーか高いな。でも諦めないぽくて、ぐだぐだ話をする。ウェブサイトを良くしたいがどうすればいいかとか聞かれて、知らんけど通り一遍なこと答えたり。たぶんだけど別に興味があって聞いてたわけでもなくて、仲良くなってガイドを承諾させよう的なアレじゃないかなと思う。なんかやたら色々褒めてガイドさせようとしてたけど、まぁ俺はしんどいんだ、ってことで結構時間が経ってから離脱。
しんどいからそのまま帰るかなーと思ったけど、途中にあるカジノを見てみた。ポーカーやってなかったからまぁいいか…と帰る。途中に golden garden ってのがあったので、ここに入ってお茶でも飲んで休んでから帰ろう…と入る。リア充スポットだった。でまぁそうこうして帰るとかなりしんどくなってた。アスピリン切れてからは体感で 38.6 くらい。風邪の症状出てるから大丈夫な気がしたけど、一応不安になって食中毒とか調べてみたり。
8日目カトマンドゥからナガルコット
朝は5:00起き。早朝エベレスト飛行機ツアーのため。熱はだいぶよくなってた。体感で37付近。で颯爽と行くも、残念ながら飛行機がキャンセルされてしまった。翌日に変更できるぽいのでしてもらったけど、ナガルコットという少し遠めのとこに宿を切り替える予定だったので、往復の代金と時間が余計にかかる感じで少しいやな感じ。
でまぁ帰って適当な店でツクパとかいう物体を喰う。うまい…けど店がくさい。具と麺を入れかえればラーメンとして機能しそうな程度にいい感じの味というか。で、ナガルコットへ。しんどいからバスとかはやめて、タクシーを適当に拾う。 private car だと $40 かかるとホテルの観光会社の人に言われてたので、 $30 くらいかかる感じかなーと思ってたら $20 と向こうから言われる。言い値で OK できるとかラクでいい…そのタクシーの運ちゃんはとんでもない発音の英語で色々説明してくれるが、本気で伝わらなくてかなり困った。しかし「アルミ、アルミ、ネパール、ツー、アルミ」とか何度も言われてるうちに、 army か! と気付いたりして話が通じたりした。
さて、着いたらハイキングでもしよーと思ったら、雨がふる。うーんなんか風邪ひいたり噛み合わないな。この雨で飛行機キャンセルになったんだろうな。まぁしょうがないかとゆっくりする。あとまたカレー。ゆで卵カレーってうまいんですねしかし。
宿は名前が at the end of the universe とかフザけた名前だったから借りてしまった感じの。なんか高いなーと思ってたけど、2階建のごく小さな家一個丸々僕の部屋でした…っていう。ネット経由だとどうしてもこういう事故はあるね…夜に外に出てみると、普通に星が見えて良い。オリオン座とか。
9日目ナガルコットからバクタプル、カトマンドゥからデリー経由で帰国
朝は4:30起き。早朝エベレスト飛行機つあー。7時発のやつが、3,4回くらい延期して、9:30あたりでキャンセル。うーんせめてもっと早くキャンセルしてくれれば、ナガルコット歩けたのに…
なんか今見るとキャンセルされたツアーは一回墜落してるらしい。一日8便くらいある感じだった気がするけど、それにしたって 1/10000 とかの死亡率と言えないことはない。自分の命のリスクをどう考えればいいかってよくわかんないけど、サラリーマンの平均障害収入を3億として、命の重さとか自分かわいさで10億くらいまで増幅させると割といい気がした。 1/10000 で死ぬ条件の $210 のツアーなら、実質 $1210 払ってると考えれば良い。どう良いのかは知らんが、そう考えると残念じゃない気がしてきた。
http://articles.latimes.com/2011/sep/26/world/la-fg-nepal-air-crash-20110926
http://www.afpbb.com/articles/-/2830434?pid=7830404
ちなみにこれ見つけたのは、 $210 のツアーで元の飛行機の値段いくらなんだろ、と思って調べたから。 buddha air は使いにくすぎてわからんかったのでこれに行きあたって、 $140 と判明した。往復を専用車でやってもらうとたぶん現地相場で $30 くらいはして、野良タクシーなら $15 ってとこだと思う。そのへんとネットでサクっと参加できるのと、今回みたいな別の日にずらすケースとか、めんどいとこカバーしてくれてること考えると、まぁそんなに悪くないオーバーヘッドだなぁ、とか思う。日本語通じる良心的なツアー屋と組んでるのもいいとこな気がする。ちなみに alan1 ってのサイトをベトナム以来3,4回使ってて、比べると他の日本語サイトより安いしいい気がしている。
まぁそれはともかく、どうしますかーと旅行会社の人に聞かれる。とりあえずナガルコットに帰りたいと言うと、今の車は帰る時間がないがないので一度オフィスに来いと言われる。まぁしょうがないなーということで行く。で、ナガルコットふらふらしてから、できればバクダプル寄って日本に帰る感じですかねーと言う。ナガルコット帰るってなると、車がもう一往復しないといけないから、もう $40 かかるよ…と言われる。インドのクセで騙されたかなーと思って文句言ってみたけど、まぁネパール人はまともなんで、どうも本気でそういうつもりぽかった。
つまり、カトマンドゥからナガルコットに行って帰ってくる、片道1時間ちょいくらいで $40 、ってことだったらしく、ナガルコットのホテルに向かえに来てもらってナガルコットに帰るには、車は2往復する必要があるので $40*2 とかそういう。うーんそれなら払うからその後飛行機乗るまで車貸し切れませんかね、と聞いてみる。すると OK とのこと。多少追加料金払う覚悟だったんだけど、 $40 で往復しつつ観光につきあってくれると。なんか要はガス代律速というか、人件費ゼロ換算というか、すごい話だなーと思った。だって運転手の拘束時間は往復だけなら2時間半だけど、観光につきあわせると5時間くらいになるので…
でまぁそれで合意して、メシ食ってからナガルコットの展望塔へ。本当は歩いて行きたかったんだよなぁ途中の景色も綺麗ぽいから。塔はなんかあまり簡単には登れない作りで、高さ2メートルくらいのところに梯子がかかってる感じ。まぁなにかに登るのは得意なのでするっと登って景色を見る。まー綺麗は綺麗なんだけど、すごく感心するほどのものではなかった。残念ながら雲が出てるせいで、ヒマラヤとかがあまり見えない感じ。道中あった人たちはみんな、2月にこんなに雲出てるなんて珍しいと言っていた。日頃の行ないか…
景色は、なんか見えてないヒマラヤよりは、途中止めてもらって適当に眺めていた棚田の方がむしろ良いくらいだった。というか棚田の方は普通に感心した。
んでバクダプル。古都的な感じぽい。カトマンドゥの広場と同じで、入場料取られる歴史的な建物がたくさんある地区って感じ。着いたらいきなりガイドをしたがる人がまとわりついてきて、最初はいらないなーと思って無視してたんだけど、$5とか言ってて、なんか良心的な人だなぁってのと俺はここで生まれたんだとか言ってて土着な感じぽかったのでお願いしてみた。
話は実際まぁまぁ面白かったと思う。雑談でカーストどうなんよみたいな話になって、なんか最近は割と無視する人もいるとかなんとか。でも、お前はどう思うの、って聞いたらこれが俺の仕事だから、みたいな。しかし観光業って昔はなかったと思うんだけど、まぁなんかそれっぽい他のカーストが転じたりする感じなのかな。IT系は完全に誰でもできるらしいけど。
なんか今調べてみると、ネパールはインドみたいなカーストの軸がある上に人種の軸もあって、さらにややこしいぽい。シェルパ族とかはシェルパしかしないとかそういう…
あとガイドの人は現地民らしく、なんかネワール語とかいう、ネパール語と全然違うという言葉でそこらの人と話してたりしてた。ドライバーの人に何言ってるかわかってないの? て聞いたらさっぱりわからんとのこと。
最後に、うまいと評判のヨーグルトを食べる。たしかにうまい。
で飛行場へ。途中で飛行機遅れるよーってSMSが二度ほど来てて、飛行場で5時間とか待つことになるなーとげんなりしてたんだけど、乗り継ぎがあるから少し不安だというような話をすると、一つ前のも遅れててまさに出発しようとしてたので、そっちに乗れることになった。おかげでインドのデリーで6時間待つことになるわけだけど、デリーの方が pocket wifi も動くしラウンジもあるしラッキーという感じだった。
デリーに向かう飛行機の中でイギリス人二人にかこまれて少し話してたのだけど、なんか面白かった。片方はネパールの仏教徒みたいな服着ててでも英語が流暢で、僧侶なの? って聞いたら、そういう服装してるのは知ってるし、 spiritual なものに大変興味があるけど、俺はアーティストだ、とか言ってた。へえ芸術家ねえと色々話を聞いてると、なんか結構でかい彫刻を2年かかりで作ってたり、本当に芸術で食ってる人だった。
もう一人もおかしな女の人で、1年のうち半分とかネパールで過ごすとか住んでたこともあるとか言ってて、インドに行きつけの修行場があるとかなんとか。二人からまぁネパールの話とかしょぼしょぼ聞いたり。
デリーの空港は、やはりインドクォリティだった。 transit 用の checkin カウンターみたいなとこで、そもそも ANA の列がなくてはて…と思ったり、 ANA の担当の人30分で来るって、って言って2時間来なかったり。ラウンジに wifi があるって書いてあったので、 wifi のパスワード教えてーと言うと、あー今日 wifi 無いんだわーと言われた。ラウンジに wifi 無いってのも感心する…
ネパールは総じていい人ばかりで、風景も建物も綺麗だったので、かなりいいとこだと思った。今回は風邪ひいてたり、天気が良くなかったりで運がわるかったので、もう一回行きたいと思う。エベレストトレッキングをやりたいよなぁと思う。インドは元気な時は面白くて、しんどい時はうざい感じで、あまり長期でいるのはしんどそう…インドが人選ぶってのは本当だなーとか思った。
決算は、現地移動の飛行機3回で5万が出費の半分くらいだと思う。宿は合計15000円ほど。飯も安かったし、あと大きかったのはネパールでの移動と観光地入場料かな。入場料は現地としてはびっくりするくらい高くて、日本くらい。合計10万くらいかなぁ。
(21:28)
ちまちま読んでたけどやっと読み終わった。どうでもいいけどURLが未来だがそういうもんなのかな。
http://mag.newsweek.com/2014/03/14/bitcoin-satoshi-nakamoto.html
でまぁプライバシー無視しすぎじゃね…って当然言われまくってて、でもそれへの解答が開きなおってるというか、堂々としてるな…と
http://www.newsweek.com/newsweeks-statement-bitcoin-story-231242
(10:39)
http://mkosaki.blog46.fc2.com/blog-entry-1268.html
僕も持ってる…と思ったら僕のは50兆ドルだった…20兆と10兆もセットで買ったけど、あわせても足りない
(01:15)
http://www.phontron.com/paper/neubig14nlp.pdf
面白い話だなぁ。ゴルフとかやってるとこういうのすごい気になるのであった。
なんかロシア語とかドイツ語とかの演説みてると、すごいいろいろ喋ってそうなのに字幕の進行がのろかったりして、翻訳が適当ってよりは言語の圧縮率が低いんじゃないか…とか思ったりするんだけど、そのへんとかはどうなんだろう
(02:14)
天才的な連鎖を組む同僚が、GTRと称して面白い形を組んでたんだけど(かめさんの連鎖が元ネタらしい)、それを会社で適当にいじくりまわしてたらかっこいい形ができた
http://www.inosendo.com/puyo/rensim/??400000570007760045766074745674554574545565466655
右発火で "GTR" として発火すると9連、左発火で "GTR" の部分を折り返しとして使うと 8 連全消し。この形だけ見ると、この後がすごく組みやすそうなので、すごくよい形な気がしちゃうけど、同僚いわくスキなく "GTR" の部分を組むのはかなり難しいとのこと。左から3列目の赤を一段下に置いて、 "座布団L字" ぽくなることも多いとかなんとか。
しかしこういうのを見ると GTR ってのはよくできたロバストな形なんだなぁとか思う。空から GTR みたいなのをたまに見るのもそういうことなのかなぁ
(00:42)
http://www.inosendo.com/puyo/rensim/??500000670000744006745707766577655746544466
新GTRにするのはむつかしそうだなあ…
(00:48)
僕がなになにを好きでない、てのは、あまり書かない、っていうか、単に好きでないからどうでも良くてあまりなにも書こうと思わないのだけど、これはかなり色々考えるのでなにか書いてみる。あと最初に書いておくと、(特に他分野の人にとって)これがマンガとして面白いかとか、そういうことに文句を言うつもりはあまりない。
天才だけどどうしようもなく偏屈というか、社会不適合なプログラマ/クラッカーと、それをうまく扱うエンジェル投資家、って話。
嫌いとか面白くないとかより、表現としては「居心地が悪い」ってのが僕の心境をあらわす気がする。元々強く居心地の悪い話だったんだけど、3巻でさらに居心地が悪くなった。どちらも同種の居心地の悪さなんだけど、少し程度の違う2つの居心地の悪さがあると思う。
3巻で「うへ…」と思ったのは、「僕ならもっと速くハッシュを衝突させられる!」とかいうやつ。クラックの文脈なので、 hash map の衝突ではなくて、暗号の方のハッシュとして解釈できず、数学的な大発見をしたんでなければ、単に不可能。そして天才的なプログラマって設定なんで、もし大発見したなら、それどころじゃない重要性はわかってるはず…で、かつ、 SHA1 あたりを衝突させられたとして、それがサーバ侵入に有効である理由もひねり出せない…と思う。
こっちの居心地の悪さは、たぶんニセ科学の居心地の悪さに近いと思っている。科学的な雰囲気の用語を用いて、科学的でない手法で導かれたなにかを、科学的よそおいで説明している感じというか。これは僕の知ってる計算機科学ではない、っていう。
もう一つの居心地の悪さは、そこで優秀とされてるプログラマがそういう考え方するか? っていうようなやつ。具体的にはあまりぱっと出てこないのだけど、パスワードで暗号がかかってるファイルを、暗号をかけた故人がこういう思考法でパスワードを作ったに違いない…と決め打ってパスワードを探しにかかる、とかがかなりキツい。こういう雰囲気は随所にあって、常に居心地が悪い。
たぶん、こっちの方は最初のやつよりさらに僕の好みに依存した居心地の悪さで、こういう居心地の悪さは他の作品をよく感じているように思い、そしてその話を他の人にしてもあまり同意は得られにくい。
当然フィクションなんで、現実に完全にそってる必要はもちろんないんだけど、フィクションならフィクションで、こういうふうな現実と違う設定の世界の話ですよ、ってのが作中できちんと語られていて欲しい。例えば僕は SF がわりと好きで、 SF だと当然現実になさそうな世界が作られてることが多いわけだけど、その世界観の中で、世界観や主人公の行動の整合性が取れてて欲しい。
素頓狂な世界観である、って設定の話で、その設定が十分に説明されていて、その世界ではこういうふうに考えるかなぁ、と説得力がある描写がされてれば、僕はリアルに感じて、大変楽しめるぽい。たまにネタになる、宇宙SF映画とかで突然素頓狂なコマンドラインが出てくるとか、 e 政府を目指す政治家の背景に謎コマンドラインがあるとか、そういうのも別にいい、とかいうかむしろ楽しい。逆に完全フィクションのファンタジー世界とかでも、えっ今までこういう思考のしかたしてたキャラがこういう考えを急にするの…とかに出くわすとつらい。
この話は現実のスクリーンショットとか使ったり、用語解説とかしたりしてて、基本的にこの世界は現代我々が住んでる世界、ってのが強く押し出されてるんで、その世界観との整合性の取れなさげきついんだと思う。
例えばプログラムの話で、対照的に僕が大好きなのは、 Competitive Programming Advent Calendar にあったこのラノベで、これはすごい楽しかった。スタンド能力的なのがある萌えっ子たちが ICPC に参加するって話で、ソースコードを印刷して食べるとバグを発見できる、とかいうとんでもない世界だけど、残りは現実に即してる、って世界観だと思っていて、そしてその世界観の中ではこういうふうになるんだろうな、って説得力がある。
http://d.hatena.ne.jp/highjellies/20111225
まぁこの手の違和感は他の話とかでもちょくちょく見る。よく気になるのは、近未来の SF で、画期的な新理論を考えた物理学者が、保守的な物理学会に無視され続けて…みたいなのとか。僕の知ってる物理屋さんの世界はあまりそういう雰囲気ではないので、未来でそうなってる、って言うなら物理屋さんが偏屈になっちゃった理由とかが語られない限りは、かなり興冷めしてしまう。
同じような感じで最近きついなぁ…と思ったのは、正月に実家で見てた、ガリレオっていうテレビドラマ。一番きつくて印象に残ってるのは、なんか悪の科学者みたいな敵役に、主人公が「あなたは無責任だ。科学者として失格です」みたいなこと言ってたところで、その敵役の無責任さは単にもっと一般的に人間として失格なだけで、別に科学的な態度でないわけじゃないなぁとか。どっちかというと、意味もなく一般的な議論をムダに特殊化して、単に人間として失格な人を科学者として失格と言う方が科学的でないと思った。
やまぁこっちはもっと素頓狂なドラマなんで、きつさの程度はややマシだったけど、いやでもきつい。
例えばブラックジャックによろしくはダメなのか、って聞かれた。あれに感じるこの種の違和感は、常識的に考えて研修医になる前にもうちょっと医者の世界の雰囲気知ってるもんじゃね…ってのがあるけど、そこはかなりしつこく主人公は非常識なヤツ、って描写がなされてるので、この種の居心地の悪さはそこまで強くない。まぁ単に自分がよく知らない業界だから、違和感を感じられないだけな気もするけど。
単に自分の比較的知ってるジャンルへの描写に狭量なだけだ、って言われればまぁそうなんだとは思うんだけど、こういう話の整合性的なものに対してのこだわりみたいなのは、なんなんだろうな。年々強くなってる気がする。
(02:24)
別の話でソーカル事件の wikipedia のエントリを見てて、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6
この中の
ソーカルが批判したのは、権威づけだけのために使われている「科学的」説明であり、 科学用語を無意味に散りばめて読者を煙に巻く評論家達の欺瞞であった。
ていう説明が、一つ目の違和感、ニセ科学がうんたらの方を簡潔に説明してるなぁとか思った。
(01:52)
昨日のIEMはやけに面白かった。特に sos がすごいビルドオーダーを披露してたこの2戦目
https://www.youtube.com/watch?v=yjjBd5DjdLg
あとは負けたけど Polt がかっこよかったな。これの2戦目とか。
https://www.youtube.com/watch?v=waa38fLqOS8
あとは昨日じゃないけどこれの4試合目か
https://www.youtube.com/watch?v=2mzXaO4Tl00
blink imba すぎるけどこれはまぁよかった
(16:03)
http://asherv.com/threes/threemails/
すごい長文だ… 2048 が先だったから threes ってなんだパクリかなーと思ったクチだけど、しかし 2048 のおかげで threes 買ったとも言える
(15:03)
なんか一週間ほど前の朝っぱらに、 KDDI の営業の人が来た。最近このマンションに入ったから乗りかえませんか安いすよーみたいな感じで。
なんか寝呆けてて、マンションの人は切り替えないといけないのかなみたいな、どう考えてもおかしい勘違いを軽くした後に、なんかまぁ安くなるなら試してみるのも面白そうだなあと OK することに。
うちにサーバあって外からリクエスト来るのはさばけんの? って聞いたら、プロバイダ変わらんから大丈夫ですよーとか。
で、また朝っぱらに切り替えをやる人が来る。このルータ使うのやめちゃうよーとアッサリ言われる。えっとその人外からのリクエストをどこに投げるか決めたりしてて…とかいう話をすると、そりゃームリだよと。いわく KDDI の送ってきた機械はルータの機能があるからもう一段入れるの無理とかなんとか。
ええと設定できないんですかと聞くとできないと。試してみて無理そうならやめるってのはできないんすかーと聞くと、一旦つなぐと料金発生しちゃうから、とかなんとか。で、営業の人よくわからずできるって言っちゃったんですねー、まーこりゃやめた方がいいよって言って切り替えやる人帰る。はて…と思いつつ寝る。
起きて KDDI の機械を眺めると、どうもモデムとルータがくっついてる装置に見える。一回モデム部分と思われる方から LAN ケーブルが出てルータ部分と思われる方の WAN の方に刺さってるし。
つーことはルータ部分使うのやめりゃいいだけちゃうんかなぁとか思う。あとぐぐるとおのルータの設定方法とか出てくる気がするんで、どう考えてもできる気がする…
で営業の人に電話する。なんか折り返し電話すると言いつつ来なかったりしたのもあり、結構気分が悪い。あなたできるって言ってたけど工事の人できないって言ってましたよーと聞くと、プロバイダに確認して下さい的なこと言うんで、いや機械の問題なんで、とか言ってると、おっしゃる通りできませんすいません、と言うので乗り換えをやめることになった。
あれ、電話する前はちょっと自力で試したいから回線つけれませんかねと聞いてみる予定だったんだけど…なんかややアホらしくなっていた。
たぶんだけど、工事の人はあまりよくわかってなくて安全方向に倒してできませんやめましょうと言ったのだと思う。で、営業の人はあまりよくわかってなくてとりあえずできます移行しましょうと言ったのだと思う。
うーんネットワークとか僕よくわかってないのに、多少一般的でない使い方もしてるわけで、今動いてるんなら安全方向に倒してなんも変えないのがいい気がするなと今になって反省する
(15:32)
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_ もわもわ [旅行中さーせん。結婚式のご出席・ご欠席の回答をいただけると幸いです。]
_ shinh [いやーずっとほっといててすいませんでした…正直めんどくさいなーと思ってたんですけど、都合よく予定がありました。]
_ もわもわ [ありがとうございました]