ToDo:
天才的な連鎖を組む同僚が、GTRと称して面白い形を組んでたんだけど(かめさんの連鎖が元ネタらしい)、それを会社で適当にいじくりまわしてたらかっこいい形ができた
http://www.inosendo.com/puyo/rensim/??400000570007760045766074745674554574545565466655
右発火で "GTR" として発火すると9連、左発火で "GTR" の部分を折り返しとして使うと 8 連全消し。この形だけ見ると、この後がすごく組みやすそうなので、すごくよい形な気がしちゃうけど、同僚いわくスキなく "GTR" の部分を組むのはかなり難しいとのこと。左から3列目の赤を一段下に置いて、 "座布団L字" ぽくなることも多いとかなんとか。
しかしこういうのを見ると GTR ってのはよくできたロバストな形なんだなぁとか思う。空から GTR みたいなのをたまに見るのもそういうことなのかなぁ
(00:42)
http://www.inosendo.com/puyo/rensim/??500000670000744006745707766577655746544466
新GTRにするのはむつかしそうだなあ…
(00:48)
僕がなになにを好きでない、てのは、あまり書かない、っていうか、単に好きでないからどうでも良くてあまりなにも書こうと思わないのだけど、これはかなり色々考えるのでなにか書いてみる。あと最初に書いておくと、(特に他分野の人にとって)これがマンガとして面白いかとか、そういうことに文句を言うつもりはあまりない。
天才だけどどうしようもなく偏屈というか、社会不適合なプログラマ/クラッカーと、それをうまく扱うエンジェル投資家、って話。
嫌いとか面白くないとかより、表現としては「居心地が悪い」ってのが僕の心境をあらわす気がする。元々強く居心地の悪い話だったんだけど、3巻でさらに居心地が悪くなった。どちらも同種の居心地の悪さなんだけど、少し程度の違う2つの居心地の悪さがあると思う。
3巻で「うへ…」と思ったのは、「僕ならもっと速くハッシュを衝突させられる!」とかいうやつ。クラックの文脈なので、 hash map の衝突ではなくて、暗号の方のハッシュとして解釈できず、数学的な大発見をしたんでなければ、単に不可能。そして天才的なプログラマって設定なんで、もし大発見したなら、それどころじゃない重要性はわかってるはず…で、かつ、 SHA1 あたりを衝突させられたとして、それがサーバ侵入に有効である理由もひねり出せない…と思う。
こっちの居心地の悪さは、たぶんニセ科学の居心地の悪さに近いと思っている。科学的な雰囲気の用語を用いて、科学的でない手法で導かれたなにかを、科学的よそおいで説明している感じというか。これは僕の知ってる計算機科学ではない、っていう。
もう一つの居心地の悪さは、そこで優秀とされてるプログラマがそういう考え方するか? っていうようなやつ。具体的にはあまりぱっと出てこないのだけど、パスワードで暗号がかかってるファイルを、暗号をかけた故人がこういう思考法でパスワードを作ったに違いない…と決め打ってパスワードを探しにかかる、とかがかなりキツい。こういう雰囲気は随所にあって、常に居心地が悪い。
たぶん、こっちの方は最初のやつよりさらに僕の好みに依存した居心地の悪さで、こういう居心地の悪さは他の作品をよく感じているように思い、そしてその話を他の人にしてもあまり同意は得られにくい。
当然フィクションなんで、現実に完全にそってる必要はもちろんないんだけど、フィクションならフィクションで、こういうふうな現実と違う設定の世界の話ですよ、ってのが作中できちんと語られていて欲しい。例えば僕は SF がわりと好きで、 SF だと当然現実になさそうな世界が作られてることが多いわけだけど、その世界観の中で、世界観や主人公の行動の整合性が取れてて欲しい。
素頓狂な世界観である、って設定の話で、その設定が十分に説明されていて、その世界ではこういうふうに考えるかなぁ、と説得力がある描写がされてれば、僕はリアルに感じて、大変楽しめるぽい。たまにネタになる、宇宙SF映画とかで突然素頓狂なコマンドラインが出てくるとか、 e 政府を目指す政治家の背景に謎コマンドラインがあるとか、そういうのも別にいい、とかいうかむしろ楽しい。逆に完全フィクションのファンタジー世界とかでも、えっ今までこういう思考のしかたしてたキャラがこういう考えを急にするの…とかに出くわすとつらい。
この話は現実のスクリーンショットとか使ったり、用語解説とかしたりしてて、基本的にこの世界は現代我々が住んでる世界、ってのが強く押し出されてるんで、その世界観との整合性の取れなさげきついんだと思う。
例えばプログラムの話で、対照的に僕が大好きなのは、 Competitive Programming Advent Calendar にあったこのラノベで、これはすごい楽しかった。スタンド能力的なのがある萌えっ子たちが ICPC に参加するって話で、ソースコードを印刷して食べるとバグを発見できる、とかいうとんでもない世界だけど、残りは現実に即してる、って世界観だと思っていて、そしてその世界観の中ではこういうふうになるんだろうな、って説得力がある。
http://d.hatena.ne.jp/highjellies/20111225
まぁこの手の違和感は他の話とかでもちょくちょく見る。よく気になるのは、近未来の SF で、画期的な新理論を考えた物理学者が、保守的な物理学会に無視され続けて…みたいなのとか。僕の知ってる物理屋さんの世界はあまりそういう雰囲気ではないので、未来でそうなってる、って言うなら物理屋さんが偏屈になっちゃった理由とかが語られない限りは、かなり興冷めしてしまう。
同じような感じで最近きついなぁ…と思ったのは、正月に実家で見てた、ガリレオっていうテレビドラマ。一番きつくて印象に残ってるのは、なんか悪の科学者みたいな敵役に、主人公が「あなたは無責任だ。科学者として失格です」みたいなこと言ってたところで、その敵役の無責任さは単にもっと一般的に人間として失格なだけで、別に科学的な態度でないわけじゃないなぁとか。どっちかというと、意味もなく一般的な議論をムダに特殊化して、単に人間として失格な人を科学者として失格と言う方が科学的でないと思った。
やまぁこっちはもっと素頓狂なドラマなんで、きつさの程度はややマシだったけど、いやでもきつい。
例えばブラックジャックによろしくはダメなのか、って聞かれた。あれに感じるこの種の違和感は、常識的に考えて研修医になる前にもうちょっと医者の世界の雰囲気知ってるもんじゃね…ってのがあるけど、そこはかなりしつこく主人公は非常識なヤツ、って描写がなされてるので、この種の居心地の悪さはそこまで強くない。まぁ単に自分がよく知らない業界だから、違和感を感じられないだけな気もするけど。
単に自分の比較的知ってるジャンルへの描写に狭量なだけだ、って言われればまぁそうなんだとは思うんだけど、こういう話の整合性的なものに対してのこだわりみたいなのは、なんなんだろうな。年々強くなってる気がする。
(02:24)
http://mkosaki.blog46.fc2.com/blog-entry-1268.html
僕も持ってる…と思ったら僕のは50兆ドルだった…20兆と10兆もセットで買ったけど、あわせても足りない
(01:15)
http://www.phontron.com/paper/neubig14nlp.pdf
面白い話だなぁ。ゴルフとかやってるとこういうのすごい気になるのであった。
なんかロシア語とかドイツ語とかの演説みてると、すごいいろいろ喋ってそうなのに字幕の進行がのろかったりして、翻訳が適当ってよりは言語の圧縮率が低いんじゃないか…とか思ったりするんだけど、そのへんとかはどうなんだろう
(02:14)
ちまちま読んでたけどやっと読み終わった。どうでもいいけどURLが未来だがそういうもんなのかな。
http://mag.newsweek.com/2014/03/14/bitcoin-satoshi-nakamoto.html
でまぁプライバシー無視しすぎじゃね…って当然言われまくってて、でもそれへの解答が開きなおってるというか、堂々としてるな…と
http://www.newsweek.com/newsweeks-statement-bitcoin-story-231242
(10:39)
https://plus.google.com/photos/+shinichirohamaji/albums/5987648406056002161
6日目バラナシからカトマンドゥ
インドで次どこ行くかな…と考えた結果、ネパールに行くことになった。インドで魅かれるのは北の方でそれは寒そうすぎてダメで、あとはブッダガヤくらいなんだけど、飛行場ないからアクセス的に微妙に不便そうだったんで、それならネパールにしようと。エベレストを見よう飛行機ツアーみたいなのが楽しそうだった。
でまー空港に行く。オートリクシャー呼んでくれるって話だったけど、泊まってるところは路地的迷路のど真ん中で来れないと思うけどどうすんのかなーと思ってたら、宿の人がバイクに2ケツで送ってくれた。ありがたいけど、クソ狭い路地だからバイクも危ないと思った…しかし宿は総じて無茶苦茶いい人達によって運営されてる宿だった。
空港に着いてチェックイン…しようとすると待てと言われるので、サモサを買って食ってみた。カレー芋春巻みたいな? で出国審査に紙が必要。そんで紙書いても待てと言われるはペンが無いと言われるはでひどい。出国審査通ってからセキュリティでまたそこで待つ。セキュリティ通る時に何故か2回ずつパスポートを見せて航空券にハンコ押してもらう。で、セキュリティ出てから今度はよくわからない事情でもう一個ハンコが必要。合計4回押してもらった感じで、スタンプラリー状態。しかも一回一回待つ。なんつーかインド人多すぎて、なんか無理矢理仕事作ってんじゃないかな…とか思った。というわけでバラナシもなんか不思議な感じの飛行場だった。
で空港から適当なタクシーでタメルの宿に。1500円でこれかーという立派さ。猿もいないし牛糞もない。でも wifi がかなり切れ気味…ちょっとしんどいけどなんか観光でもすっかと、スワヤンプナートというのに行ってみる。猿がいる。高いところなので楽しい。ネパールの建物は日本の建物と似てて親近感が湧く感じだなぁとか思った。ただ彫刻とかがすごい細かくてそこは違う。
帰って、近所で一番 tripadvisor おすすめの店…がこのホテルじゃん、ってことで、ホテルで晩飯。まぁ wifi もつながるから良いと言える。なんかかなりうまい物体だった。インドとチベットと中華が混じってるという話だったけど、まさにそんな感じで。あと久々にビール飲んだというのもあり。部屋帰ってしばらくすると停電したり。電力足りなくてでも貧乏だからインドに電気売ったりしてて、結論としては電気が足りないので計画停電でかなりの時間止まるっぽい。高級ホテルは完全自力給電してて、まぁ 1500 円のとこくらいでも、便利そうなとこの電気が通るくらいは通してくれてるぽかった。寝室の暗い方の電気と、トイレと、みたいな。あれ、なんかしんどくね…と思いつつ寝る。
7日目カトマンドゥ
あっ熱出てるなーと起きて気付く。体感37後半くらい。ので、ぐだぐだすることにした。昼過ぎまで寝て、アスピリン飲んで、ホテルのレストランでモモ(チベット餃子)食って、歩いて行ける範囲の、ダルバール広場とやらに行くことにした。でふらふら。建物いい感じだなーとかは思うけど、情報が無いのであまりよくわからない。途中で女の子の写真を売ってるおばあさんがいて、その女の子がクマリっていう巫女的な何からしかった。ずっと待ってれば出てきてくれたらしいけどまぁ比較的どうでもいい。あと広場の中の博物館。すごい広い。あと国王の話ばっかでつまらんなっていう…宗教の話とかもうちょっとやって欲しい感じであった。
で一通り回ったあたりでオッサンが声かけてくる。お前はネパール人に似てるから話がしたいとかなんとか。100%ガイドなわけだけど、かなり疲れがひどくて、ちょっと休みたかったのでそのへんで座って話をする。比較的すぐに$35でガイドって話になるけど、いやーしんどいんだよねと断わる。つーか高いな。でも諦めないぽくて、ぐだぐだ話をする。ウェブサイトを良くしたいがどうすればいいかとか聞かれて、知らんけど通り一遍なこと答えたり。たぶんだけど別に興味があって聞いてたわけでもなくて、仲良くなってガイドを承諾させよう的なアレじゃないかなと思う。なんかやたら色々褒めてガイドさせようとしてたけど、まぁ俺はしんどいんだ、ってことで結構時間が経ってから離脱。
しんどいからそのまま帰るかなーと思ったけど、途中にあるカジノを見てみた。ポーカーやってなかったからまぁいいか…と帰る。途中に golden garden ってのがあったので、ここに入ってお茶でも飲んで休んでから帰ろう…と入る。リア充スポットだった。でまぁそうこうして帰るとかなりしんどくなってた。アスピリン切れてからは体感で 38.6 くらい。風邪の症状出てるから大丈夫な気がしたけど、一応不安になって食中毒とか調べてみたり。
8日目カトマンドゥからナガルコット
朝は5:00起き。早朝エベレスト飛行機ツアーのため。熱はだいぶよくなってた。体感で37付近。で颯爽と行くも、残念ながら飛行機がキャンセルされてしまった。翌日に変更できるぽいのでしてもらったけど、ナガルコットという少し遠めのとこに宿を切り替える予定だったので、往復の代金と時間が余計にかかる感じで少しいやな感じ。
でまぁ帰って適当な店でツクパとかいう物体を喰う。うまい…けど店がくさい。具と麺を入れかえればラーメンとして機能しそうな程度にいい感じの味というか。で、ナガルコットへ。しんどいからバスとかはやめて、タクシーを適当に拾う。 private car だと $40 かかるとホテルの観光会社の人に言われてたので、 $30 くらいかかる感じかなーと思ってたら $20 と向こうから言われる。言い値で OK できるとかラクでいい…そのタクシーの運ちゃんはとんでもない発音の英語で色々説明してくれるが、本気で伝わらなくてかなり困った。しかし「アルミ、アルミ、ネパール、ツー、アルミ」とか何度も言われてるうちに、 army か! と気付いたりして話が通じたりした。
さて、着いたらハイキングでもしよーと思ったら、雨がふる。うーんなんか風邪ひいたり噛み合わないな。この雨で飛行機キャンセルになったんだろうな。まぁしょうがないかとゆっくりする。あとまたカレー。ゆで卵カレーってうまいんですねしかし。
宿は名前が at the end of the universe とかフザけた名前だったから借りてしまった感じの。なんか高いなーと思ってたけど、2階建のごく小さな家一個丸々僕の部屋でした…っていう。ネット経由だとどうしてもこういう事故はあるね…夜に外に出てみると、普通に星が見えて良い。オリオン座とか。
9日目ナガルコットからバクタプル、カトマンドゥからデリー経由で帰国
朝は4:30起き。早朝エベレスト飛行機つあー。7時発のやつが、3,4回くらい延期して、9:30あたりでキャンセル。うーんせめてもっと早くキャンセルしてくれれば、ナガルコット歩けたのに…
なんか今見るとキャンセルされたツアーは一回墜落してるらしい。一日8便くらいある感じだった気がするけど、それにしたって 1/10000 とかの死亡率と言えないことはない。自分の命のリスクをどう考えればいいかってよくわかんないけど、サラリーマンの平均障害収入を3億として、命の重さとか自分かわいさで10億くらいまで増幅させると割といい気がした。 1/10000 で死ぬ条件の $210 のツアーなら、実質 $1210 払ってると考えれば良い。どう良いのかは知らんが、そう考えると残念じゃない気がしてきた。
http://articles.latimes.com/2011/sep/26/world/la-fg-nepal-air-crash-20110926
http://www.afpbb.com/articles/-/2830434?pid=7830404
ちなみにこれ見つけたのは、 $210 のツアーで元の飛行機の値段いくらなんだろ、と思って調べたから。 buddha air は使いにくすぎてわからんかったのでこれに行きあたって、 $140 と判明した。往復を専用車でやってもらうとたぶん現地相場で $30 くらいはして、野良タクシーなら $15 ってとこだと思う。そのへんとネットでサクっと参加できるのと、今回みたいな別の日にずらすケースとか、めんどいとこカバーしてくれてること考えると、まぁそんなに悪くないオーバーヘッドだなぁ、とか思う。日本語通じる良心的なツアー屋と組んでるのもいいとこな気がする。ちなみに alan1 ってのサイトをベトナム以来3,4回使ってて、比べると他の日本語サイトより安いしいい気がしている。
まぁそれはともかく、どうしますかーと旅行会社の人に聞かれる。とりあえずナガルコットに帰りたいと言うと、今の車は帰る時間がないがないので一度オフィスに来いと言われる。まぁしょうがないなーということで行く。で、ナガルコットふらふらしてから、できればバクダプル寄って日本に帰る感じですかねーと言う。ナガルコット帰るってなると、車がもう一往復しないといけないから、もう $40 かかるよ…と言われる。インドのクセで騙されたかなーと思って文句言ってみたけど、まぁネパール人はまともなんで、どうも本気でそういうつもりぽかった。
つまり、カトマンドゥからナガルコットに行って帰ってくる、片道1時間ちょいくらいで $40 、ってことだったらしく、ナガルコットのホテルに向かえに来てもらってナガルコットに帰るには、車は2往復する必要があるので $40*2 とかそういう。うーんそれなら払うからその後飛行機乗るまで車貸し切れませんかね、と聞いてみる。すると OK とのこと。多少追加料金払う覚悟だったんだけど、 $40 で往復しつつ観光につきあってくれると。なんか要はガス代律速というか、人件費ゼロ換算というか、すごい話だなーと思った。だって運転手の拘束時間は往復だけなら2時間半だけど、観光につきあわせると5時間くらいになるので…
でまぁそれで合意して、メシ食ってからナガルコットの展望塔へ。本当は歩いて行きたかったんだよなぁ途中の景色も綺麗ぽいから。塔はなんかあまり簡単には登れない作りで、高さ2メートルくらいのところに梯子がかかってる感じ。まぁなにかに登るのは得意なのでするっと登って景色を見る。まー綺麗は綺麗なんだけど、すごく感心するほどのものではなかった。残念ながら雲が出てるせいで、ヒマラヤとかがあまり見えない感じ。道中あった人たちはみんな、2月にこんなに雲出てるなんて珍しいと言っていた。日頃の行ないか…
景色は、なんか見えてないヒマラヤよりは、途中止めてもらって適当に眺めていた棚田の方がむしろ良いくらいだった。というか棚田の方は普通に感心した。
んでバクダプル。古都的な感じぽい。カトマンドゥの広場と同じで、入場料取られる歴史的な建物がたくさんある地区って感じ。着いたらいきなりガイドをしたがる人がまとわりついてきて、最初はいらないなーと思って無視してたんだけど、$5とか言ってて、なんか良心的な人だなぁってのと俺はここで生まれたんだとか言ってて土着な感じぽかったのでお願いしてみた。
話は実際まぁまぁ面白かったと思う。雑談でカーストどうなんよみたいな話になって、なんか最近は割と無視する人もいるとかなんとか。でも、お前はどう思うの、って聞いたらこれが俺の仕事だから、みたいな。しかし観光業って昔はなかったと思うんだけど、まぁなんかそれっぽい他のカーストが転じたりする感じなのかな。IT系は完全に誰でもできるらしいけど。
なんか今調べてみると、ネパールはインドみたいなカーストの軸がある上に人種の軸もあって、さらにややこしいぽい。シェルパ族とかはシェルパしかしないとかそういう…
あとガイドの人は現地民らしく、なんかネワール語とかいう、ネパール語と全然違うという言葉でそこらの人と話してたりしてた。ドライバーの人に何言ってるかわかってないの? て聞いたらさっぱりわからんとのこと。
最後に、うまいと評判のヨーグルトを食べる。たしかにうまい。
で飛行場へ。途中で飛行機遅れるよーってSMSが二度ほど来てて、飛行場で5時間とか待つことになるなーとげんなりしてたんだけど、乗り継ぎがあるから少し不安だというような話をすると、一つ前のも遅れててまさに出発しようとしてたので、そっちに乗れることになった。おかげでインドのデリーで6時間待つことになるわけだけど、デリーの方が pocket wifi も動くしラウンジもあるしラッキーという感じだった。
デリーに向かう飛行機の中でイギリス人二人にかこまれて少し話してたのだけど、なんか面白かった。片方はネパールの仏教徒みたいな服着ててでも英語が流暢で、僧侶なの? って聞いたら、そういう服装してるのは知ってるし、 spiritual なものに大変興味があるけど、俺はアーティストだ、とか言ってた。へえ芸術家ねえと色々話を聞いてると、なんか結構でかい彫刻を2年かかりで作ってたり、本当に芸術で食ってる人だった。
もう一人もおかしな女の人で、1年のうち半分とかネパールで過ごすとか住んでたこともあるとか言ってて、インドに行きつけの修行場があるとかなんとか。二人からまぁネパールの話とかしょぼしょぼ聞いたり。
デリーの空港は、やはりインドクォリティだった。 transit 用の checkin カウンターみたいなとこで、そもそも ANA の列がなくてはて…と思ったり、 ANA の担当の人30分で来るって、って言って2時間来なかったり。ラウンジに wifi があるって書いてあったので、 wifi のパスワード教えてーと言うと、あー今日 wifi 無いんだわーと言われた。ラウンジに wifi 無いってのも感心する…
ネパールは総じていい人ばかりで、風景も建物も綺麗だったので、かなりいいとこだと思った。今回は風邪ひいてたり、天気が良くなかったりで運がわるかったので、もう一回行きたいと思う。エベレストトレッキングをやりたいよなぁと思う。インドは元気な時は面白くて、しんどい時はうざい感じで、あまり長期でいるのはしんどそう…インドが人選ぶってのは本当だなーとか思った。
決算は、現地移動の飛行機3回で5万が出費の半分くらいだと思う。宿は合計15000円ほど。飯も安かったし、あと大きかったのはネパールでの移動と観光地入場料かな。入場料は現地としてはびっくりするくらい高くて、日本くらい。合計10万くらいかなぁ。
(21:28)
名称は不明。 LAN の中で shinh.org にアクセスしたら適切にアドレス変換してほしい。
なんかいくらか前に100円だか200円だかで買った無線ルータを使って、有線ルータ、 hub 、 AirMac を一本化しようと思って、設定してみた。他はだいたいうまくいったんだけど、それだけできない。
http://info.interlink.or.jp/bbs/viewtopic.php?t=334&sid=40b48c9e52094942d575de165fa192a6
http://blog.livedoor.jp/sasata299/archives/51419803.html
まぁ /etc/hosts 書くって技でだいたいの用はたしかに足りるので、それで許してやるか…ってことにした。しかしノートPCだけはその設定すると外で困るし、しないと中で困るという残念さがあると思う。
余計なものを減らしたい、ってのがモチベーションなんで、ルータ二段とかは無い感じかなぁ。まぁ重要な道具だから、ちょっと高級なものを買ってみると良いのやもしれぬ。買うのはやぶさかではないんだけど、アドレス変換とか、微妙に設定が面倒なのよね…
(19:00)
デリー初日これ ANA plat で無料で入れたんじゃね…という気がする。セレブ力不足か…
http://www.onryoku.com/travel/india/delhi/3799
(22:45)
https://plus.google.com/u/2/photos/+shinichirohamaji/albums/5984719113291584977
4日目バラナシ
早起きしようと思ってたけど失敗。まあもともとグダグダしようと思ってたのでいっかと。ふらふらする…ガンジス眺める。眺めました。全然高くない展望台ってのに行こうかと思ったけど見つからなかったので良しとした。そして迷った。路地が狭すぎて GPS がほぼ効かなくて、大きめの道かガンジス川沿いに行く必要があるぽい。でもどっちに行けばそれらがあるかわからなくなる程度に迷ったりもするので困る。
で、迷ってるうちに行こうかと思ってた寺に着く。パキスタンから来たって言ってた白人(国籍はパキスタンじゃないと思うが…)と一緒に並んでると、どうも今並んでるのは 1 番入口かなんかで、外人は 2 番らしい。つーわけで別な列に並ぶと、4番だと判明して2番どこだ…とさまよった。だいぶさまよってヴィシュワナート寺院ってやつに入れた。中には golden temple ってのがあるらしいけど、ヒンズー教徒だけだって言われて入れなかった。仏教徒は入れることも、と歩き方には書いてあったんだけど、白人と一緒だったからか入れなかった。まぁ混みすぎてて入りたいかっていうと微妙ですらあった。
さてこのへん死んだ人燃やして流してるとこがあるはずだよねーと歩いてて見つける。思ってたよりはちゃんと死体とかが表に出てこないというか、花とかの飾りが燃えてるって見える感じ。あと「シャシンダメネー」とか言ってる人達がいて、これまた金取り集団だよなぁと思ってると「このへんは家族だけだからいちゃダメ」とか明らかなウソをついて高台に来いという。高いとこ好きなので高台行ってでも話聞かず金払わず出たら文句言ってた。高台に乞食風な人を設置しておいて金を取るか、話をしてガイド料を取るビジネス…かな。
なんかいろいろいるなあと感心する。蛇使いとか、死にかけてる犬とか、死にかけてるインド人とか…途中でビールが売ってたので、フルーツビールって書いてあったけどやったーと思って買う。まぁフルーツビールなのでいまいちではあった。あと韓国人がやってて評判みたいな店が近くにあったので行って食ってみる。ゆで卵カレー。まぁ普通においしい。
だらだらしてからまたふらつく。今度はマイナーな方の葬儀所で葬式を眺める。やっぱ死体ってよりは木が燃えてるのしか見えないなーと思ってたら、なんか足がはみ出してて焦げてた。うーん足生焼けはまずいんじゃないかなぁと見てたら、しばらくしてからなんか押し込まれてた。一通り見ると結構時間がかかる…のでふらふらと帰って、行きたいかなと思ってた飯屋が見つからんので適当なのにフォールバックしてチベット料理とやら。なにやらおいしい。
夜に徘徊してると、ヒンズーの神様がピカピカ光ってるところに来る。こっちの人とタイの人は神様の像を原色の電飾で飾るのよくわからんセンスだよな…と見てると、ホームレスぽいオッサンが This is カミサマーとか言って説明しだす。どうでもいい会話をしていると、近くのおばさんを指して This is ババーとか言いはじめて、おもしろかった。人生楽しそうだな…
晩にあれこれいじってたら pocket wifi が何故か復活。なんかしらんけど vodafone の回線につながってる。なんで airtel なのにどっちにもつながるんだろう…
5日目バラナスとサルナート
朝起きて行こうと思ってた朝飯屋は父の不幸とかで閉店していた。南無。暴走オートリクシャーに乗ってサルナートへ。マジで暴走しててやばい。
サルナートというのは仏陀が最初に説法した鹿野苑あるところ。手塚治虫のマンガにもよくでてきたミガダーヤってやつだろう。でまあインド人がいなくて静かでいいところだった。いや朝8時とかで、かつインド人は基本ヒンズー教であることを考慮に入れると驚異的な人数がいたけど、他のインドに比べりゃ全然いないもどうぜん…
気分よく回りをうろつく。仏教聖地らしく各地の仏教国が寺作ってるらしい。日本中国チベットタイカンボジアなどなど…と。ジャイナ教の寺院もあった。色んな国の仏教寺院見てると、一つ一つ全然違って、まぁ仏教って割と懐深いよね、とか思う。最後に見た博物館はまぁどうでもよかった。まー総じていいとこだった。
途中で入った店がかなりおいしくて感心した。南インドチキンカレーと dosa とかいうインドお好み焼き的なもの。後者は似たようなものをベトナムで食った気がするな、中身全然違うけど。とにかくどっちもおいしかった、が、チキンは手が汚れるのがうっとうしい。
インド人がやたら赤い唾を吐いてるのがなんだろうと調べたらキンマというものらしい。インドではパーンというとか。早速見かけた時に食ってみた。インドカレー屋の口直しに出てくる物体を葉で包んで、若干常習性がありそうな成分が加えられた感じかなぁ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%9E
そういえばカヌーに乗ってないということでガンジスのカヌーに乗った。向こう岸に行ってくれた。向こう岸は不浄の地とされているそうで、誰もいない。お前ら不浄とか我慢してこっちに移住すればだいぶ広くなると思うよ…でもまあインドにしてはのんびりできていいところだった。
わたがしぽいものを売っている少年が船に一緒に乗ってきて、向こう岸でも買え買えうっさかった。うっさかったけどわたがし抱えてるのがかわいかったので、10ルピーやるから写真撮らせろ、って言って撮った。100ルピーよこせとか言ってみたり、おもむろに腕のちょっとしたすり傷を見せてきてもっと金くれとか言ってきたり、薄弱な根拠で金銭を要求するのは、インド人の素質十分な少年であった。つかそのかすり傷よりひどい傷が僕のかかとにあるよ今…っていう。でも10ルピーやったらなんか感謝したのか、何故か案内をしようと努力していた。しかしヒンディわからんということで諦めてしまった。
インド人が根拠なく金くれっていうのはなかなか感心するほど根拠がないことがあるなぁと思う。例えばボートのオッサンは100で往復って言ってたのに、帰ると案の定片道で100だったとかいう。こういうのは一番良い根拠で、どう考えてもウソだけど、説得力がある。もっと意味不明なのは、なんかどう見てもピンピンしてる人が乞食してるとか、おもむろに肩さわってきてマッサージするから金くれと言ってみたり、一番ひどいパターンは本当にただのオッサンがいきなり金くれと言ってきて、何のサービスも商品も提供しない。勝手に案内して金をたかろうとする少年でも見習えボケっていう…
あとはまた晩飯でカレー。オムレツカレーというのを頼んでみたら日本のカレーにかなり近いルーだった。へー。
前ビール買ったとこで別なビール無いかと聞く。ていうか葉っぱラッシー飲まないかと聞かれる。なんか合法だというウワサを見たような気がするけど、あまりインドで大麻が合法なわけない気もするんだよな…でまぁ他のビール無いのとか言うと、あるよ600円みたいなこと言われて、えらい高いっていうかキングフィッシャーらしいからたぶん日本で買った方が安いっていうか別に飲みたくない、ってことでやめた。でも高いと言うと全然高くないよこのへん聖地だから警察が酒売らないように見張ってて、それを頑張って回避してるからリスキーなんだとかなんとか。そういう仕組みかあと納得というか、非合法キングフィッシャーとか普通にいらん。というか葉っぱラッシーの方が興味あるんだけど、まぁやめといた…素直に合法で治安の良い地に行くべき。
(00:20)
https://plus.google.com/photos/+shinichirohamaji/albums/5983984031883263777
3日目アグラからバラナシ
はじめて早起きする。町の人々が感動的に少ない。それでもまぁ結構うじゃうじゃいるんだけど、しょっちゅうなにかにぶつかりそうになるくらいではない。
昨日行く気が起きなかったアグラフォートというのに行く。要塞と言いつつこれも飾り的な面が強そうなイメージ。これもすごく驚くほどのもんでもない気がするけど、まぁ静かな中フラフラできるのはいい。昼のタージマハルはアホほどインド人がいたんだよな。御神体みたいなのが置いてあるところとか日本の満員電車クラスに人が詰まっててすごかった。出る時に、大量のインド人が流入してて、やっぱ早く来て良かった…と思ったのであった。
帰りに近くのインド一でかいとかいうイスラム寺院に行く。静かでいいとこだなーと思ってたら子供がはしゃいでまわってた。そして金くれと言ってくる。寺院には寄付しようかと思ったけど、箱とか見つからなかったので良いことにした。
さてアグラ空港へ。適当なオートリキシャーなるタクシー的物体をつかまえて空港に行ってもらう。着いたとこはどう見ても空軍基地って書いてあって、軍メインの空港が客向けもはじめたとか書いてあったっけ、と思う。でー中に入ろうとすると止められて、こっちじゃないよあっち行けと言われる。さすがインドタクシークオリティ低いなーと感心した。
まぁとりあえず時間はアホほどあるので、近くに飯屋があったので食ってみる。インドの中華はインド風らしいというのを食ってみたかったので、チャーメンとかいう焼きそばを食ってみる。中華風というかインド風というか、むしろ日本風焼きそばの味がしたように思った…まぁ安っぽいけどうまい。
さて正しい空港入口は… 2km くらいあった。まぁのんびりと歩く。着いてみると、最初と同じような空軍にしか見えない場所。お前はなんだと聞いて旅行者だとか言ってると、フライトの時間聞かれる。1時30分だと言うとまだ10時30分だ12時に出直してこいと言われた。世の中には空港内で待てない空港があるんか…しかしやることもないのでそこらでぼんやり座って歩き方読んだり、道ゆく人を眺めたり。しかし眺めてると思うのは、インド人ホントなんもやってねえやつ多いなっていう。僕みたいに道ばたで座ってるやつが結構いる…時間が近付いてそのへんフラついてたらペンを売ってる店を見つけて買えたのが成果だった。
で、12時にまた空港へ。今度はなんかずいぶんにこやかな感じでやりとり。でも入れる人とかは厳密に管理されてるみたいで、空港会社から前もって届けてあった名前かどうかのチェックとかされた。なんかジャッキーチェンは日本人かブルースリーは日本人か、って質問を2回目されたんだけど、適当な認識なのかインド人ジョークなのか。たぶん認識がおかしい。あのへんが有名ってのは映画好きのお国柄かなぁ。
そんでバスで空港まで運んでやるってのこと。まぁ空軍内フラフラされても困るわけだろう。で行くんだけど、そのバスと称したやつが迷う。迷ってるうちに空軍学校とかに着いて、ああそれで小さい子供がいっぱいいるのかぁと思う。しかし乗ってる車もインドとしてはすごく綺麗だし、学校の少年達も綺麗な服着てるし、っていうことで、軍は金持ってるんだなぁというかかなりの格差だなぁとか思う。しかしまぁコイツらが金つかってるから貧乏だってよりは、インドの場合単に人口が多すぎる気がするな…どう考えても一人で回せる店を三人くらいでやってるからな…
で、飛行機が着くの遅れて、このあとトランジットなんだけど大丈夫かいなーと思ってたら、なんかむしろこの飛行機は各駅停車チックにいろんなとこ寄ってくみたいで、単に遅れたまんま乗ってればそのままつくって要領だった。
そんでバラナシに着く。カレー食ってガンジスで謎儀式が行なわれてるのを見て今にいたる。
(00:22)
写真: https://plus.google.com/photos/+shinichirohamaji/albums/5983621812441230017
0日目デリー
金曜に休み取りつつ昼くらいから成田に。成田に到着するのが遅くなって、 pocket wifi を借りて、証明写真撮って、コンセント変換器買って…というのがギリギリになってしまった。
でインド到着。深夜のデリーの空港はこわいところ…というウワサだったので、元々最初は飛行場で寝りゃいいやと思ってた。ただなんかビザを現地取得しないととわかったあたりで、初日宿泊地の情報が必須な物リストに書いてあって、現地宿泊先初日から無いのは感じ悪いかな…と空港の中ぽかった宿を予約していた。で、どこかなーと歩いていた。なんか空港でフラフラしてると不審なタクシー運ちゃんにからまれまくるわけで、なんかまぁうるさい。僕のホテルこっちだから歩くねーと言うと逆の方指してこっちだとか言ったり。えっと地図がこっちだって言ってるんですけど…とか言うとあっそう好きにしなみたいな感じで。で、歩いて行こうとしたら、なんか車道すぎて歩道じゃない感じの場所に出てきて、これで45分とか歩くのかっていうか、全然空港内じゃなかったね…と気付いた。
しゃーないまともなタクシーがいると信じてみるかー多少ぼったくられる分には、とりあえず安全にホテルで寝れるならいいしな…と思って、適当なのに乗ったら、ホテルの住所が厳密にわからんから電話するとか言って、電話してお前が話せと。で話を聞くと工事をやってて予約は全てキャンセルしたと。あっこれ予習したやつだ…この後観光案内所に拉致するってやつだ、ということで、今すぐ空港に帰れボケと言って帰ってもらう。
適当なのはだめだよね空港の受付みたいなのがあるところがいいよね…ということでまともっぽいとこに行く。しかし全く同じことが起きる…そして今度の人は帰れって言っても帰ってくれなくて、インドの空港は一度出たら入れないとか。そんなわけないだったらお前どうやって入ってるんだそれ以前に俺はさっき入ったぞと言うも、観光案内所に行くと言って聞かない。しゃーないからでは警察に電話しまーすとか言って適当に電話番号調べはじめたら怒り出して顔をはたかれた。悪質な人達は困ったら怒り出してびびらせる、ってのも予習してたけど、痛くないとはいえ暴力はなぁ、ということでだいぶこわくなった。
しかしこわくなってもしょうがないので本当に電話かけるかーとしてたら、やめろと言う。やめてほしくば今すぐ帰れというと、怒りつつ(怒ったフリ?)も帰りはじめてくれる。ただ 3965 ルピーとかよこせとか言う。しかしその数字どこから来たんだ。まあこの際安全と睡眠時間が欲しいのとこわいのとで、僕「500」運「3965」僕「1000」運「3965」僕「2000」運「3000」みたいな腰のくだけた値引きの仕方をした。運転手が ouf! ouf! とか言いまくっててお前が ouf だよという感じだった。
さてしかし運転手としては「あの人顔はたく人です!」って騒がれるとうざいだろうから、飛行場には一緒に帰りたくないだろうけどどうすんのかなーと思ってたら、ホテルの場所どこだと聞いてくる。なるほどホテルに僕を捨てるのがお互いの利害の一致になるのか…っていう。しかし最初のホテル閉鎖/飛行場に再入場不可ってウソは完全に放棄してるんだな…でまあホテルに着いたら 2000 でいいよねって渡したらまぁそれでも多すぎなわけで納得してたぽかった。うーん 3600 円くらいなんで、東京基準で考えても 3 倍くらい、インド基準 10 倍くらいですかね…なさけない話ってのと、こういうのでカツアゲされちゃう僕みたいな子がいるからこの人達こういう商売やめないんだよなあと考えると申し訳ないんだけど、まぁ命あってのなにやらなのですいませんチックな。あとそのまま観光案内所に行くと $450 コースとかそんならしいっていうか、それに使われる時間がもったいないのでまぁ勉強料…
うーん反応してた時は割と余裕があって自分でも驚いてたけど、後で思いだすになかなかこわかった。実際やりとりしてる時は、単にバカだから深いこと考えてなかっただけだな…
1日目デリーからアグラ
とりあえず元々の予定通りデリーを早々に脱出しようと思ったのでそうすることに。理由は色々あるけど、最後にどうせ飛行機のために来る必要があるので、余った時間は全部デリーで、みたいな感じにすると国内移動手段が遅れる心配とかそういうのがなくなるかな、と。
さてメトロとかいう地下鉄の駅へ。しかしさすがインド、ひどい。つっこみどころが多すぎて写真とか撮る気が起きないくらいよくわからんことが起きてるのと、あと徹底的にきたない。そこらで立ち小便がおこなわれてたり、野良犬がうじゃうじゃいるとか、あとベトナムでもあったけど車が意味もなく常にクラクションを鳴らしている。一方でメトロは無茶苦茶綺麗でびっくりした。そもそも地下鉄ごときに入口で荷物検査が行なわれてて不思議。しかし綺麗なだけあってこっち基準では結構高い感じ。
でニューデリー駅へ。あっこれ予習したやつだ的な感じで声かけてくるオッサンがアホほどいるんだけど、まぁチケットなんてのは気合いがあればいずれ買えるだろうし、売り切れてて買えなきゃそこらで宿取るだけだし…ってことで完全に無視してた。しかしそのへんの悪質な人達はすらすらとウソを言っちゃう人達で、緑の窓口的なのの目の前で、「ここはインド人専用だからお前は買えない」とか言っててしかしまぁ窓口で行き先言ったら買えちゃうわけで、なんというか駅員が注意しないことに驚く感じ。駅員のやる気なさハンパないせいで、全員列守らないっていうか窓口に列とか無くて最初に押しのけて叫んだやつの勝ちみたいなゲームになってるし、おもろい。
前もって調べた感じでは、ちゃんと座席指定されてるところは多少前から予約しないとダメぽくて、それがどのくらい前かは謎…という感じだった。というわけで、たぶんしんどいけど一回乗ってみるぶんには面白いかなーということで最下層のチケットだった。15分の地下鉄の 2/3 の値段 (150円くらい) で 4 時間なので、予想されてはいたけど、まぁこれがひどくて面白かった。
まずプラットホームから乗り込むタイミングだけど、日本の降りる人が降りてから、っていうルールが守られてないのは当然として、そもそも電車が動いてる最中から飛び乗って日本の満員電車みたいな空間をかきわけて席を探しに行ってる。席はなんか知らんけど、全然足りないんで一人がけのとこに二人で無理矢理座らせてって交渉したりしてる感じで、赤の他人と一人がけを二人で座ってたりシュール。でもなんか一方で寝っころがってスペースを無駄にしてる人もいて不思議。あと普通に(低めの)網棚に座ってる。
でまぁそのクソ狭い空間に、物売りがデカい荷物持って通り抜けて言ったり、太鼓叩きながら歌を歌う人がお金をせびっていったり、客も歯をみがくためにトイレに行ったり、少しでも広いところに行こうとうろついてたりで、ムダに不快指数を上げる感じの演出が行なわれてた。
マナーとかもなんかいろいろすごくて、途中で物売りからピーナッツを買って食べてる人が近くにいたんだけど、なんか下になんかあんな、とか思ったらピーナッツの殻は全部床に捨ててた。袋入りで買ったんだからそれに入れるだけなんじゃ…そしてその後、なんかまたピーナッツ食ってるやつがいるな、と思ったら、別な人が落ちてる実入りのピーナッツを拾って食ってた。
ただまぁ、やってることはムチャクチャだけど、4時間ながめてた感じでは、みんな普通に善良な人達に見えた。最初は一応用心ということで、スマホとかはすぐしまって金目の物を目立たなせないくらい考えてたけど、なんかどう見ても普通の人達だったので、途中から気にせず kindle 読んでた。まぁそらそうだよなっていう。
当然席を取れてない僕は、経験的に地べたに長時間座るのはかなりしんどい気がしてるんで、2時間くらい立ってて、1時間くらい地面に座ったり立ったりをくりかえして、最後の1時間くらいは空いてきたところで、近くにいて少し喋ってた連中がお前ずっと立ってるから座りなよと席を詰めて入れてくれる感じだった。
何人かと喋ったけど、その詰めてくれた2人組と喋ったのはとくに面白かった。特に重要なことは喋ってないんだけど、機転が効く感じというか、普通に賢そうな感じで。まぁ大学で友達だったって言ってたからそういう雰囲気か。日本と中国は仲悪いの? とか、 Japanese mafia についてテレビで見たけど本当にいるの? とか、少しかしこめな話題というか。ああでも賢そうだと思ってたら国の知識とかが出鱈目だったな。バンコクは日本だっけ、違うのか、じゃあ、南朝鮮が日本にあるんだっけ、とか
つかお前日本人ならもっといいクラスのやつ乗れよとか言われて、まぁ試してみたくなるじゃん正直ちょっと後悔したけど面白いよ、みたいな。あと途中からグーグルで働いてるとかいう話をしてて、なんで Orkut をやめてしまったんやーと文句を言っていた。インドとブラジルでは流行ってたとかだっけ…今はみんな Facebook とのことだった。あとお前の英語は中国人より良いぞとか褒めてきたり。やまあそういうこと言われてる時点で外資社員としてはキツいわけだけど、ただ君達のインド英語が厳しいのもあるんだよ…
そんなこんなしてたら、目的地のアグラに着くいくらか前くらいに、 reboarding しないといかんぽいと2人組が教えてくれて、あわてて出て他の車両に乗る。ていうか乗る時には普通に動きはじめてるんで、動いてる満員電車に飛び乗るという achievement unlocked だった。楽しかった。後で説明してもらうと、軍が来たから出ないといけないんだよとかなんとか。なるほどー
でアグラ着。タクシーとかの客引きが大変マイルド。オートリキシャーとかいうのにホテルに連れてってもらって、土産物屋に寄り道とかしようとしないことに感動してみたり。それが普通なんだが。 100 ルピーって値段表に書いてあったけど、あれは西口の値段だから南だと少し多めにもらうことにしてる、とか、ほとんど距離変わらんので明らかに虚偽の申請なわけだけど、時間を奪われない喜びが大きくてどうでも良い。のでかなりおおめにあげておいた。
アジアってこう首都とかでかい町は本当にうざいけど、ちょっと外せば良いよねえというのの典型的な。
そのへん歩いてると、本当に色んな動物がいるなあと感心する。野良犬、山羊、ラクダ、野良牛、あと野良猿が普通にたくさんいてびびる。
晩はそのへんでタージマハル見ながらカレー。観光客向けなのか日和った味というか辛くない。
適当に取った安宿はサイトにはあると書いてあるのに wifi が無い宿で、まー口コミ見ないとだめやねとわかった。そして pocket wifi がつながらなくなる。インドはそれでなくてもよく切れるんで、そういうことかなーと思ってたけど、どうも容量制限くさい。ぼんやりしてて翌日気付いたんだけど、自動バックアップ切ってなくてそれはやばい。
2日目アグラ
起きると9時くらいで、中途半端だなぁと悩みながらネットを試みると、少しだけつながる。まーこりゃダメやなとネカフェに行こうと思う。すると宿の人が11:30にタージマハル閉まるから今すぐ行った方がいいぜと言う。ホンマかいなと思いつつ行って見学。うーんこれを死んだ女のために作ったってのはすごいはすごいんだけど、正直インドほどのでかい国最強の観光物体としては、たいしたことないなって感じは否めなくもあり。裏の川は綺麗だった。
さてネカフェ行くかーと思ったけど、ネカフェなんてどこにでもあるだろーということで、どうせならってことでもう一箇所の名所らしい城の近くに行くことにした。すると、ネカフェなんて全然ない。困ったけど戻るのもシャクだということで、徘徊を楽しみつつネカフェを探しつつ、ホテルに入って wifi あるかと聞くというよくわからないことをしていた。結果 3 時間くらいか歩いた後で wifi つきのホテルを見つけた。ここの wifi は今まで最強なので嬉しい。玄関に猿もいるしすばらしいホテルだ。シャワーからお湯は出ないが。
で、途中で寄ったちょっと高めホテル但し wifi 無しのレストランでカレー。今度はちょっと辛さがあってまぁおいしいんだけど、もっと辛くして欲しいもんである。あと鳥肉のクオリティが低いな。
さて明日深夜電車で移動したいけど、ネットで電車取れるサイトのアカウントを取るのに苦戦していて、それがまだ解決してないので、どうしたもんかなーと思う。とりあえず申し込み書だけはゲットしてあるので、ネットで取りたいのを調べて書き込む…と思ったらペン無くしてたので、ホテルで借りる。で、また街中徘徊しながら、ペンを売ってる店を探しつつ、駅へ。で、駅に行って、チケット売り場で紙を見せると、ぶっきらぼうに左を指差される。で、左の窓口に言ってみると、指定席予約は日曜は休みだとか。すごい話だな…と思いつつホテルに帰る。結論から言うとペンは売ってない。どうやって買えばいいんだろう…
で、帰ってもネット経由で買える方の話も進展していない。なんというか売りたくないとしか思えないような体制なんだよな。つかそもそも寝台とはいえ10時間電車乗るとかめんどいよねーとサクっと飛行機を取った。少し高めで2万くらいだけど、言われてみればそのくらいの大人力はあるのであった。
(00:56)
が「日頃のご愛顧に感謝を込めて」限度額を上げてくれた。ふざけんなって感じだ…
これ嬉しい人いるのかな。増やしたい人は電話して増やすだろうに。そして戻すには電話しないとってのもめんどいし、その電話が有料ということにすらアホかって思ってしまうな…
あとそういえば ANA の SFC ゲットしたからそっちのクレジットカード使うのやめてるんだけど、それ関係あるのかなとか邪推すらしてしまう。
(01:46)
同じの3回はいらない気しかしないよなあ…と思ってたんだけど、2回になってた
http://d.hatena.ne.jp/ku-ma-me/20140219/p1
ていうか instance_eval は単なるチェック用だったか気付いてなかった…
あと Perl はやっぱ読みやすいっていうか、見るからに冗長化してあってぱっと見 robust だな。
Perl に関しては人類には早すぎたとか以前に Larry Wall が地球人かどうかあやしい
(22:55)
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_ もわもわ [旅行中さーせん。結婚式のご出席・ご欠席の回答をいただけると幸いです。]
_ shinh [いやーずっとほっといててすいませんでした…正直めんどくさいなーと思ってたんですけど、都合よく予定がありました。]
_ もわもわ [ありがとうございました]