ToDo:
写真: https://plus.google.com/photos/+shinichirohamaji/albums/5983621812441230017
0日目デリー
金曜に休み取りつつ昼くらいから成田に。成田に到着するのが遅くなって、 pocket wifi を借りて、証明写真撮って、コンセント変換器買って…というのがギリギリになってしまった。
でインド到着。深夜のデリーの空港はこわいところ…というウワサだったので、元々最初は飛行場で寝りゃいいやと思ってた。ただなんかビザを現地取得しないととわかったあたりで、初日宿泊地の情報が必須な物リストに書いてあって、現地宿泊先初日から無いのは感じ悪いかな…と空港の中ぽかった宿を予約していた。で、どこかなーと歩いていた。なんか空港でフラフラしてると不審なタクシー運ちゃんにからまれまくるわけで、なんかまぁうるさい。僕のホテルこっちだから歩くねーと言うと逆の方指してこっちだとか言ったり。えっと地図がこっちだって言ってるんですけど…とか言うとあっそう好きにしなみたいな感じで。で、歩いて行こうとしたら、なんか車道すぎて歩道じゃない感じの場所に出てきて、これで45分とか歩くのかっていうか、全然空港内じゃなかったね…と気付いた。
しゃーないまともなタクシーがいると信じてみるかー多少ぼったくられる分には、とりあえず安全にホテルで寝れるならいいしな…と思って、適当なのに乗ったら、ホテルの住所が厳密にわからんから電話するとか言って、電話してお前が話せと。で話を聞くと工事をやってて予約は全てキャンセルしたと。あっこれ予習したやつだ…この後観光案内所に拉致するってやつだ、ということで、今すぐ空港に帰れボケと言って帰ってもらう。
適当なのはだめだよね空港の受付みたいなのがあるところがいいよね…ということでまともっぽいとこに行く。しかし全く同じことが起きる…そして今度の人は帰れって言っても帰ってくれなくて、インドの空港は一度出たら入れないとか。そんなわけないだったらお前どうやって入ってるんだそれ以前に俺はさっき入ったぞと言うも、観光案内所に行くと言って聞かない。しゃーないからでは警察に電話しまーすとか言って適当に電話番号調べはじめたら怒り出して顔をはたかれた。悪質な人達は困ったら怒り出してびびらせる、ってのも予習してたけど、痛くないとはいえ暴力はなぁ、ということでだいぶこわくなった。
しかしこわくなってもしょうがないので本当に電話かけるかーとしてたら、やめろと言う。やめてほしくば今すぐ帰れというと、怒りつつ(怒ったフリ?)も帰りはじめてくれる。ただ 3965 ルピーとかよこせとか言う。しかしその数字どこから来たんだ。まあこの際安全と睡眠時間が欲しいのとこわいのとで、僕「500」運「3965」僕「1000」運「3965」僕「2000」運「3000」みたいな腰のくだけた値引きの仕方をした。運転手が ouf! ouf! とか言いまくっててお前が ouf だよという感じだった。
さてしかし運転手としては「あの人顔はたく人です!」って騒がれるとうざいだろうから、飛行場には一緒に帰りたくないだろうけどどうすんのかなーと思ってたら、ホテルの場所どこだと聞いてくる。なるほどホテルに僕を捨てるのがお互いの利害の一致になるのか…っていう。しかし最初のホテル閉鎖/飛行場に再入場不可ってウソは完全に放棄してるんだな…でまあホテルに着いたら 2000 でいいよねって渡したらまぁそれでも多すぎなわけで納得してたぽかった。うーん 3600 円くらいなんで、東京基準で考えても 3 倍くらい、インド基準 10 倍くらいですかね…なさけない話ってのと、こういうのでカツアゲされちゃう僕みたいな子がいるからこの人達こういう商売やめないんだよなあと考えると申し訳ないんだけど、まぁ命あってのなにやらなのですいませんチックな。あとそのまま観光案内所に行くと $450 コースとかそんならしいっていうか、それに使われる時間がもったいないのでまぁ勉強料…
うーん反応してた時は割と余裕があって自分でも驚いてたけど、後で思いだすになかなかこわかった。実際やりとりしてる時は、単にバカだから深いこと考えてなかっただけだな…
1日目デリーからアグラ
とりあえず元々の予定通りデリーを早々に脱出しようと思ったのでそうすることに。理由は色々あるけど、最後にどうせ飛行機のために来る必要があるので、余った時間は全部デリーで、みたいな感じにすると国内移動手段が遅れる心配とかそういうのがなくなるかな、と。
さてメトロとかいう地下鉄の駅へ。しかしさすがインド、ひどい。つっこみどころが多すぎて写真とか撮る気が起きないくらいよくわからんことが起きてるのと、あと徹底的にきたない。そこらで立ち小便がおこなわれてたり、野良犬がうじゃうじゃいるとか、あとベトナムでもあったけど車が意味もなく常にクラクションを鳴らしている。一方でメトロは無茶苦茶綺麗でびっくりした。そもそも地下鉄ごときに入口で荷物検査が行なわれてて不思議。しかし綺麗なだけあってこっち基準では結構高い感じ。
でニューデリー駅へ。あっこれ予習したやつだ的な感じで声かけてくるオッサンがアホほどいるんだけど、まぁチケットなんてのは気合いがあればいずれ買えるだろうし、売り切れてて買えなきゃそこらで宿取るだけだし…ってことで完全に無視してた。しかしそのへんの悪質な人達はすらすらとウソを言っちゃう人達で、緑の窓口的なのの目の前で、「ここはインド人専用だからお前は買えない」とか言っててしかしまぁ窓口で行き先言ったら買えちゃうわけで、なんというか駅員が注意しないことに驚く感じ。駅員のやる気なさハンパないせいで、全員列守らないっていうか窓口に列とか無くて最初に押しのけて叫んだやつの勝ちみたいなゲームになってるし、おもろい。
前もって調べた感じでは、ちゃんと座席指定されてるところは多少前から予約しないとダメぽくて、それがどのくらい前かは謎…という感じだった。というわけで、たぶんしんどいけど一回乗ってみるぶんには面白いかなーということで最下層のチケットだった。15分の地下鉄の 2/3 の値段 (150円くらい) で 4 時間なので、予想されてはいたけど、まぁこれがひどくて面白かった。
まずプラットホームから乗り込むタイミングだけど、日本の降りる人が降りてから、っていうルールが守られてないのは当然として、そもそも電車が動いてる最中から飛び乗って日本の満員電車みたいな空間をかきわけて席を探しに行ってる。席はなんか知らんけど、全然足りないんで一人がけのとこに二人で無理矢理座らせてって交渉したりしてる感じで、赤の他人と一人がけを二人で座ってたりシュール。でもなんか一方で寝っころがってスペースを無駄にしてる人もいて不思議。あと普通に(低めの)網棚に座ってる。
でまぁそのクソ狭い空間に、物売りがデカい荷物持って通り抜けて言ったり、太鼓叩きながら歌を歌う人がお金をせびっていったり、客も歯をみがくためにトイレに行ったり、少しでも広いところに行こうとうろついてたりで、ムダに不快指数を上げる感じの演出が行なわれてた。
マナーとかもなんかいろいろすごくて、途中で物売りからピーナッツを買って食べてる人が近くにいたんだけど、なんか下になんかあんな、とか思ったらピーナッツの殻は全部床に捨ててた。袋入りで買ったんだからそれに入れるだけなんじゃ…そしてその後、なんかまたピーナッツ食ってるやつがいるな、と思ったら、別な人が落ちてる実入りのピーナッツを拾って食ってた。
ただまぁ、やってることはムチャクチャだけど、4時間ながめてた感じでは、みんな普通に善良な人達に見えた。最初は一応用心ということで、スマホとかはすぐしまって金目の物を目立たなせないくらい考えてたけど、なんかどう見ても普通の人達だったので、途中から気にせず kindle 読んでた。まぁそらそうだよなっていう。
当然席を取れてない僕は、経験的に地べたに長時間座るのはかなりしんどい気がしてるんで、2時間くらい立ってて、1時間くらい地面に座ったり立ったりをくりかえして、最後の1時間くらいは空いてきたところで、近くにいて少し喋ってた連中がお前ずっと立ってるから座りなよと席を詰めて入れてくれる感じだった。
何人かと喋ったけど、その詰めてくれた2人組と喋ったのはとくに面白かった。特に重要なことは喋ってないんだけど、機転が効く感じというか、普通に賢そうな感じで。まぁ大学で友達だったって言ってたからそういう雰囲気か。日本と中国は仲悪いの? とか、 Japanese mafia についてテレビで見たけど本当にいるの? とか、少しかしこめな話題というか。ああでも賢そうだと思ってたら国の知識とかが出鱈目だったな。バンコクは日本だっけ、違うのか、じゃあ、南朝鮮が日本にあるんだっけ、とか
つかお前日本人ならもっといいクラスのやつ乗れよとか言われて、まぁ試してみたくなるじゃん正直ちょっと後悔したけど面白いよ、みたいな。あと途中からグーグルで働いてるとかいう話をしてて、なんで Orkut をやめてしまったんやーと文句を言っていた。インドとブラジルでは流行ってたとかだっけ…今はみんな Facebook とのことだった。あとお前の英語は中国人より良いぞとか褒めてきたり。やまあそういうこと言われてる時点で外資社員としてはキツいわけだけど、ただ君達のインド英語が厳しいのもあるんだよ…
そんなこんなしてたら、目的地のアグラに着くいくらか前くらいに、 reboarding しないといかんぽいと2人組が教えてくれて、あわてて出て他の車両に乗る。ていうか乗る時には普通に動きはじめてるんで、動いてる満員電車に飛び乗るという achievement unlocked だった。楽しかった。後で説明してもらうと、軍が来たから出ないといけないんだよとかなんとか。なるほどー
でアグラ着。タクシーとかの客引きが大変マイルド。オートリキシャーとかいうのにホテルに連れてってもらって、土産物屋に寄り道とかしようとしないことに感動してみたり。それが普通なんだが。 100 ルピーって値段表に書いてあったけど、あれは西口の値段だから南だと少し多めにもらうことにしてる、とか、ほとんど距離変わらんので明らかに虚偽の申請なわけだけど、時間を奪われない喜びが大きくてどうでも良い。のでかなりおおめにあげておいた。
アジアってこう首都とかでかい町は本当にうざいけど、ちょっと外せば良いよねえというのの典型的な。
そのへん歩いてると、本当に色んな動物がいるなあと感心する。野良犬、山羊、ラクダ、野良牛、あと野良猿が普通にたくさんいてびびる。
晩はそのへんでタージマハル見ながらカレー。観光客向けなのか日和った味というか辛くない。
適当に取った安宿はサイトにはあると書いてあるのに wifi が無い宿で、まー口コミ見ないとだめやねとわかった。そして pocket wifi がつながらなくなる。インドはそれでなくてもよく切れるんで、そういうことかなーと思ってたけど、どうも容量制限くさい。ぼんやりしてて翌日気付いたんだけど、自動バックアップ切ってなくてそれはやばい。
2日目アグラ
起きると9時くらいで、中途半端だなぁと悩みながらネットを試みると、少しだけつながる。まーこりゃダメやなとネカフェに行こうと思う。すると宿の人が11:30にタージマハル閉まるから今すぐ行った方がいいぜと言う。ホンマかいなと思いつつ行って見学。うーんこれを死んだ女のために作ったってのはすごいはすごいんだけど、正直インドほどのでかい国最強の観光物体としては、たいしたことないなって感じは否めなくもあり。裏の川は綺麗だった。
さてネカフェ行くかーと思ったけど、ネカフェなんてどこにでもあるだろーということで、どうせならってことでもう一箇所の名所らしい城の近くに行くことにした。すると、ネカフェなんて全然ない。困ったけど戻るのもシャクだということで、徘徊を楽しみつつネカフェを探しつつ、ホテルに入って wifi あるかと聞くというよくわからないことをしていた。結果 3 時間くらいか歩いた後で wifi つきのホテルを見つけた。ここの wifi は今まで最強なので嬉しい。玄関に猿もいるしすばらしいホテルだ。シャワーからお湯は出ないが。
で、途中で寄ったちょっと高めホテル但し wifi 無しのレストランでカレー。今度はちょっと辛さがあってまぁおいしいんだけど、もっと辛くして欲しいもんである。あと鳥肉のクオリティが低いな。
さて明日深夜電車で移動したいけど、ネットで電車取れるサイトのアカウントを取るのに苦戦していて、それがまだ解決してないので、どうしたもんかなーと思う。とりあえず申し込み書だけはゲットしてあるので、ネットで取りたいのを調べて書き込む…と思ったらペン無くしてたので、ホテルで借りる。で、また街中徘徊しながら、ペンを売ってる店を探しつつ、駅へ。で、駅に行って、チケット売り場で紙を見せると、ぶっきらぼうに左を指差される。で、左の窓口に言ってみると、指定席予約は日曜は休みだとか。すごい話だな…と思いつつホテルに帰る。結論から言うとペンは売ってない。どうやって買えばいいんだろう…
で、帰ってもネット経由で買える方の話も進展していない。なんというか売りたくないとしか思えないような体制なんだよな。つかそもそも寝台とはいえ10時間電車乗るとかめんどいよねーとサクっと飛行機を取った。少し高めで2万くらいだけど、言われてみればそのくらいの大人力はあるのであった。
(00:56)
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