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2018-01-21

_ プロダクトとプログラムとプロセスと

プログラマをやってると、プロダクトにフォーカスしてる人とプログラムにフォーカスしてる人の、協力しつつも多少の緊張感がある、みたいな状態をよく感じる。もちろんどちらも好きで得意な人もいるし、必ずしも排反じゃあない。片方に偏った人は

  • プロダクトにフォーカスする人は、アイデアを出すのが好きで、人に使われるソフトウェアやサービスをローンチしたりするのが好き。プログラムは手段なのでコードにあまり愛がない
  • プログラムにフォーカスする人は、技術そのものが好きで、プロダクトは技術を使うための手段になっている。普通の目線で考えると手段と目的が逆転してるやろ、という感がある

僕は間違いなく後者に偏ってる、がまあ前者があって始めて出てくる技術的な面白さ、なんてのもやはりあるなあと思っているので、例えば競技プログラムしかしない!て人よりはまだ前者の要素を持ってるような気もする。が、まあコードに愛が全く無い人とはわかりあいにくいものがある

まあその2者はどうでも良くて、もう1つ、プロセスにフォーカスする人、てのもいるんじゃないかな、と思った

コーディングスタイルやコードはこうあるべき、テストはこう書くべき、みたいなのにこだわる人。極端な人は開発プロセス自体が目的化していてそれはまあどうかと思う。しかし開発プロセスももちろんプロダクトやプログラムと比べてもやはり相補的で重要な要素なのは間違いないところだと思う。

で僕はプロセスへの愛が全くといっていいほど無いよなーとか思った。コードを綺麗に書くとか、スタイルをそろえるとか、もちろんそれによって開発が楽になるなら良いことだと思っているけど、あまり普段から「理想のプロセスとは…」とか考えるような愛がない

僕がコードに愛が無いプロダクトフォーカスすぎる人は、うーんわかりあえないな、と思ってしまうような感情を、プロセスにフォーカスする人は僕に持つ気がする

(21:00)

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