ToDo:
4人席で2人で昼飯喰ってて、外人が寄ってきて、なんか聞く。文脈的に、「この椅子持っていっていい? 」か「この椅子誰か使ってるわけじゃないよね?」とかそんな質問である。実際僕の漠然としたリスニング能力も特にこの仮説を否定しない。
でこのへんで僕は投機的に yes と言ってしまう。質問がどっちだとしても、日本語だと、「うん」が正しい答えだから。で、言ってしまってから、ああ否定質問に、日本語で言う「うん」と言うには No という必要がある、っていう超基本的なことが頭によぎって、しまった No と言いなおさなきゃ、でもそれ以前にそもそも大本の質問は後者なんだっけ…とか、そのあたりでこう脳は全力で考えてるもののなにか言わなけりゃ、ということでタイムアウトした時の処理が走ることになる。タイムアウトの処理は比較的単純で、前回発話した単語からハッシュをひいて、その後にマルコフ連鎖的な意味で一番頻度が高い単語が出てくる。 "Yes" と既に言ってしまってるから、そのあとの単語は人工無能的には当然 please である。
この yes please というのは論外だってのは最初からわかってるし、そもそも sure とか go ahead とか言っときゃ無難だったのはすぐわかるんだけど、しかしこう既に愚かな発言をした後であって、はてどうしたもんかと思ってる間に相手は椅子を持ち去ってくれて、特に問題は起きない。いやあ相手が適当にこっちの意図を組んでくれる人で良かったなーと思うんだけど、 google ではたらいてる人とかはこういう意図を組んでくれる確率が非常に高くて、まあなんだかんだで頭いい人達だってことなのかなぁとかよく思う。あんまそれに頼って意思疎通するのよくないよね…
(15:19)
あと、なんかこう、 I always uses とかよく言ってしまう、って話をした。 uses は当然 use が正解。こういうミスをする理由もまたマルコフ連鎖で、僕の中では I or you なら動詞は use で、「それ以外」なら uses 、ってのが結びつけられてる。この時なんでまちがうかっていうと、 always がはさまってて、それは「それ以外」だから uses だろう、みたいな、ここまではほとんど考えてないレベルでの脳の反応だと思う。
でまあ、これはべつにひとつ前の話と違って、まぁぶっちゃけ間違っても問題なく通じるから、単純にほっとくと良い。言いなおしたりするとかえって混乱を招くから、言いなおすべきじゃない。そのへんはわかってるんだけど、しかし頭の中では「あー今 s/uses/use/ だなー」とか考えちゃう。それはまぁ日本語とかだとそんな問題なくて、多少ヘンな喋りかたしてしまって(こいうのは敬語がからむと結構あるころで、敬語で言うべき動詞を丁寧語で言っちゃった時とかに一瞬考えると思う)もまぁそこまで会話の流れに影響を及ぼさないんだけど、英語でこの手のミスをすると、「あーしくった!」「今のusesはuseと言うべきだった」「あーalwaysがはさまったせいだな!」とか、そいう思考が脳をかけめぐってしまう。でも、英語喋ってる時とかは少ない脳のCPUリソースが全部英会話に行ってるわけで、かつ全ての思考を英語に使わないとキツいわけで、比較的重要でないs/uses/use/問題とかにCPU時間を使ってる場合ではない。でもなんかあれこれ考えてしまって…みたいな感じで、よく詰む。
(15:33)
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