ToDo:
https://twitter.com/hikari_is_here/status/1371679437629063168
We 使う系は、僕はほぼ使わないけどよく見るよなあ。
(12:31)
https://twitter.com/odashi_t/status/1371321602760081411
日本人が英語書くとなぜか語気が異常に強くなるなと思うことがある
これときどき思う。なんというかたぶんあまり自信がないから短くさっと書こうとしてると思っていて、短い文章が基本無礼なのだよな
コードレビューしていて、テスト書いて欲しいとしよう。まず、
Please write a unittest.
は、たぶんあんまり丁寧じゃない。日本語でも打ち解けた仲じゃない相手から「テスト書いてくれませんか?」て帰ってきたら「ちょっと怒ってる?」と思うと思うので、英語特有の話じゃないと思う。どうやったら丁寧になるかっていうと、なんか深く考えず長くすればたぶん丁寧になる。例えば
Could you write a unittest, please? Thanks!
くらいで僕的にはほど良い感じになる。この Thanks! は、なんでやってもらう前から感謝してんの?となるけど、「トイレを綺麗に使ってくださってありがとうございます」の Thanks! で、中学校とかで教えるといい気がする。あと動詞 + you 使うとどこまで薄めても命令形なので
It'd be great if you add a unittest. A unittest will be really appreciated.
とかもいいのかもしれない。知らんけど、たぶんそう。
Would you mind if I ask you to write a unittest?
くらいまで行くと僕は慇懃無礼というか British English (日本語訳: 京都弁) かな?となるような気がしている
あとそもそも意味なく長くするのでなくて、ちゃんと正攻法で長くすると丁寧になると思っている。自明なものでも理由を添えると丁寧になる気がしていて
This function looks fairly complex to me. Write a unittest, please?
だと please の部分は同じだけど、威圧感を感じなくなると思う。でも前文が
This function is complex.
だとちょっとこわいかもしれない。なんかとにかく断定系がこわいので looks とか to me とかで、「お前のコードは普遍的に複雑だ」を避けて、「僕には難しいなあ」という感じにすると良い気がする。僕は動詞に全てランダムに may とか might をつけて、意味もなく、 it looks like とか I think を頭にくっつけたり、 maybe とかを乱舞させたりして、なんか敵意の無さをアピールしている。たぶんやりすぎて違和感ありまくりな文章になってると思うけど、敵意を読み取られるよりはマシだと思っている……
あとそもそも書く内容を消してしまうというのがあって、テスト書くのを依頼しようと思うと、相手が初コントリビューションとかだと書き方とかも説明しないといけなくなって、テストの書き方英語で書いてる時間で自分書けるよ、となる。で、そうなのであれば単に
How about ``` diff --git a/hoge_test.cc b/hoge_test.cc ... ```
とパッチを送りつけるなり
Let me add a unittest as a follow-up, thanks!
とか言って後で自分でやってしまえばいい。これについては akr さんの「超簡単! 英語でバグレポート」が素晴らしいと思う
https://staff.aist.go.jp/tanaka-akira/pub/2015-11-08-oedo-rubykaigi-05-akr.pdf
http://shinh.skr.jp/m/?date=20210307#p01
の続き。 Influential Mind が本来のタイトルで、日本語タイトルは完全に釣り、と雑談で教えてもらった。
その雑談で、この本書いた人は確証バイアスとか喰らわないようにどういう努力をしているのかなあ、みたいな話をしてみたら、むしろこの読みやすいのはこの本に書いてあるような、影響を与えるテクニックを積極的に使って騙していっているからではないか……という話になって、面白かった
(17:27)
https://www.amazon.co.jp/dp/4826902131
なんか会社で話題になってるぽいから、くらいの理由で読んだ。
開幕でトランプがワクチンが自閉症の原因になってるふうの描写を情景と情緒たっぷりに語るのに対して、カーソンは「多くの研究が行なわれてきたが、ワクチンと自閉症の相関を示す結果は報告されていない」という、科学的に誠実な説明をして、影響を与えるのはトランプの方ですねーというのがあった。期待してなかったけど、人々が陰謀論にハマる理由を考えられるのかなーと思ったけど、その後は特にそういう感じではなかった
知ってる範囲言うと行動経済学の雑学本とかで見るような話とオーバーラップが多かった。自分をかえりみると、否定的な言いかたするより肯定的な言いかたする方が人に影響を与えられる、というのは、すぐ否定的な言い方しちゃうマンとしては耳が痛い感じだった。改善できるかは謎
いろいろ実験が行なわれているのだけど、その実験結果を読み取る時にこの本に書いてあるようなバイアスが起きてないのかなーといちいち気になってしまうところがあった。例えば、 wisdom of cloud 的な話の説明で、色んな人に対して平均が取れなくても、一人の人間の違う時間に対して平均取ってもそれ的な効果があるみたいな話。「アメリカ合衆国の面積は太平洋の面積の何%か?」みたいな問題を聞いてから、一定時間後に同じ問題を問いてもらうと、他の人との平均ほどは良くないが、2回の平均の方が真の値に近い傾向があったと。なんというかこれ、その間に答えを調べていないことは確認してある、と書いてあるけど、二回目の方が無意識でなんか学習されてそうな気がするので、どうやってそういうバイアスを撤去したのかあるいはしてないかとかは書いてなくて、もやっとした。いやまさにそういうことのプロだから適切にやってそうだけど、なんというかそういうプロの書いた本だからこそ気になってしまうというか
平均の話でいうと、 wisdom of cloud より良い方法として、思ったより人気の選択肢が良いよ、という話はなるほどだった。答えを書いてもらうついでに、「他の人が選びそうな選択肢を予想してね」という問題も入れて、その予想の平均投票数より多く得票を得た選択肢は、おそらく正解の可能性が高いだろう、というやつで、これは本当になるほどとなった
なんかだいぶ忘れたけど、スーパーエキサイティングな感じではなかったけど、全体的になるほどが多かった
(19:45)
なんでもいいから雑学的に勉強したい気分になって、ちょっと読んでみようかと思ってる。続くかなあ。こういうのは何読むかがむずいんだよな
とりあえず弟が核融合関係らしいので……と
Applications of Deep Learning to Nuclear Fusion Research: https://arxiv.org/pdf/1811.00333.pdf
DL 的にはシンプルなことやってそうだけど、物理はまーなんのこっちゃわからんなと。弟のおかげで重水素と3重水素が出てくるくらいは、そういえば……というくらいだった。もっと雑学ぽいやつを……ということでテキトーに kindle unlimited で
https://www.amazon.co.jp/dp/B00TNZCKD8/
を読んで、核融合思ってたより実現近そうだなーという希望と、お金なくていろいろ止まってるのせちがらいなーという感想を持った。 arxiv のやつで謎の用語だった tokamak はロシア語だという程度の学びを得た
実験室で核融合はまあできるんだけど、投下したエネルギー以上のエネルギーが得られる核融合じゃないと夢のエネルギーとしてはダメ。不安定なプラズマをすっげー力で押し込めた状態を維持しないとなのが大変。つよい磁場で閉じこめましょってやりかたと、慣性で一時的に中心に集合させるのを繰り返しましょ、てやりかたがあって、より有望そうな前者の中でも有望そうな方式がトカマク。 ITER もそれ
この方式いいんだけどたまに disruption てのが起きて困るのだけど、それをでぃーぷらーにんぐ (RNN) で予測しましょ、てのが論文の片方の話と理解。前半の話は計器で得られた値からプラズマの状態を予測する話かな
(15:24)
なんか昔は専門性がないのがコンプレックスだった気がする。 matz とかの記事読んで、一つの信念持ってやる人すごいな、ひるがえって俺は……みたいに思ってた
いつのまにか特にそういうことを思わなくなって、なんかむしろ特に専門性が無いかわりに、割となんでもそれなりにできるのが特技、くらいに思うようになってきた。 CS は細分化がそれほど激しくないので、そういうのでもそれなりに貢献できるというのがある気がする
何回か書いた気がするけど、専門性ないのは一つ明確なメリットがあって、知らなくて当然、できなくて当然、なので、積極的にバカな質問や間違いをできて、学びを得る機会を増やすことができる、というのがある
これはかなり実体験に依っていて、物理学科にいた時、物理は知ってるべきというハードルがあるので、間違ったこと書くのがこわくて特に何も書かず、一方で情報関係はあまりなんも気にせず不正確なことをネットに書いてたら、なんか教えてくれる人もいて成長できた、みたいな気がしている
趣味は知ったかぶりと言ってるのは、単に知ったかぶりしがちという悪癖があるという意味が大きいんだけど、そういう意味もあって、背伸びして発言していくのはとても良いことのはず……
たぶんツイッターで空海は密教一点集中で、最澄は広く学んで、どっちが偉いというわけではない的な話ではない、みたいなの読んでいい話だったんだけど、今探しても見つからないな……なんかでも空海の方がカッコいい印象を持っている僕は、おかざき真理の阿吽を読もうと思ってたけど忘れてた
(15:59)
そういえば教えてもらったこれ
https://kotaku.com/stadia-leadership-praised-development-studios-for-great-1846281384
レイオフの一週間前に "Great Progress" メール投げたって話
これこそが「リーダシップ」ですよ
http://shinh.skr.jp/m/?date=20201231#p01
で書いた
僕の言う強いリーダーシップというのは、1ヶ月後にキャンセルされるプロジェクトに従事している人に対して 「これは会社にとっても最も重要なプロジェクトの一つだ……お前の貢献には感謝している、今後も頑張ってくれ」 と目を見て言えるサイコパスのこと
のまさにこの通りじゃんというか、一ヶ月どころか一週間前だしプロジェクトキャンセルどころかレイオフだし、リーダーシップガチ勢は僕ごときが推し量れるものではない
(23:07)
あとこれが興味深かった
https://twitter.com/RKX1209/status/1363797302737993728
なんか統合失調症の画家の人が描き続けた猫みたいな感じでツイートしていってほしい
でもその話は俗説なのかなこれ。この記事自体もなんというかふわっとした感じだけど
https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_52212508/?p=5
(23:12)
今、 PFN の評価シーズンで。まずシステムについて書いておくと、デフォルトでは評価のタイミングで履歴書の更新をすることをもって self assessment とする、というシステムで、あんま公に書けないことが、もしあれば、他の手段で書くみたいな感じになっている。
いきなり本題に入らず脇にそれるけど、このシステム僕はかなり気にいっていて、グーグルの時は、一般公開するわけじゃないからもうみんな盛り放題で、盛るのがデフォルト、盛らなかったやつは昇進しないので不利、みたいな空気だったように理解している。なんというか10人のチームがあったら、そのうち8人くらいがなんらかの "TL" を名乗っているくらいの印象。あまりに盛り過ぎるとさすがにマネージャなり他から物言いがあるのだろうけど、自分と敵対的な人にわざわざ自分の peer review を頼む必要はなく、基本的に良好な関係を持ってる利害関係が一致した人たちが peer review をして裏書をするみたいな感じだった気がして、あれはどうだったんだろうなあ……と思っている
履歴書の更新だとまあさすがにあそこまでは盛れないんじゃないのって思うんだけど、どうだろうな。あとグーグルだと strength / area for development みたいなのを書くのがあって、これは履歴書に書くことじゃないだろうし、まああっても良いのかなとは思う。ただ、事実ベースで書くべし、という雰囲気だったので、なんか結局やったこととリンクして書く感じだったのと、個人的に長くいるともうなんかずっと同じことを主張する strength と、一向に改善されない area for development をずっと書いてるみたいな状態になっていたが……
で
http://shinh.skr.jp/m/?date=20201101#p01
の、就職まで使わなかった語彙は英語だけ身についてたりする、て話の続き
ステレオタイプ的な、まあいわゆる日本人的感覚で、自分を誉めるというのはかなり苦痛を伴うというか、グーグルの時から、 self assessment は基本酒でも飲まないと無理、書く量は圧倒的に多いけど peer review の方がラク、みたいに思ってた。今回も飲みながら書いてた
PFN は履歴書だるければ日本語で書いてもいいらしいんだけど、自分を文章で誉めるなんて当然あまりしたことがないので、自分を誉める語彙が英語だけみたいな状態になってるなーと気付いた。なんというか、翻訳て単に逐語訳じゃなくて文化的背景の翻訳をする必要があると思っていて、ランダムな順序で採用された significant とか crucial とかが乱舞してる自己肯定を日本語直訳はイタタじゃないですか……みたいな
というわけで酒飲んでわーといつも通りの英作文をした。なんかこう書くと手なれててうまい文章を書いてそうだけど、全くそんなことはなくて、実際グーグルの時は僕が書いたものをけしからんと、マネージャが全文書き直してくれるくらいのありさまだったということを書いておきます(ありがとうございます)
自己肯定文化、馴染めないものではあるけど、前もはった why am i so special? についてのこの話、ホントにいい話だとは思ってるんですよ……
https://twitter.com/girlmeetsNG/status/1299482563782770688
(18:32)
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_ ujihisa [意図してる内容的に s/l/r/g s/u/w/g かなと思いました]