ToDo:
15日間で保存した 60GB くらいの動画のうち 40GB くらいを捨てて、残り 20GB から 360MB くらい切り出してきて、1時間半くらいの動画にまとめてくれた
ほどよい感じかな。もうちょっと短くしてくれても良いのかも
(15:27)
最近、改行を伴う時は文末に句点打たないようにしてて、なんとなく最後の「。」が嫌いだったので快適。 Ruby などの、文が一行に複数ある時は置いて良いよ、というセパレータとしての句点になった
最近、と思ったけど、ここを二分探索したら5年くらい前から割とそんな感じだった
(11:47)
出産&育児開始で概ね記憶がリセットされた感がある一年だった。その前ってどんな生活してたんだっけ……?
東京の23区外、ほぼ埼玉の一軒家に引越したのも大きい変化だった。たまーに東京に出たくなると不便だけど、それ以外はとても快適な場所で、とても良い。一軒家もいいけど、うーんどうなんだろ?て思ってたけど、買うのも普通にアリだなあこれは、という心境の変化があった
仕事はまあそれなりにがんばっていたと思う。そういえば副業というのを始めてみたりもした。副業は、普通に楽しげではあるんだけど、楽しさレベルでは本業が圧倒的に強いんだよな……
本業の方は、 MN-Core が少しずつ実用されつつあるというのが、なかなか感慨がある。独自モデルを独自チップで使ってる会社なんて、小さいところではたぶん世界中に存在しない気がするし、大変楽しい感じではある。しかもモデルもチップも既存のものをちょっといじったレベルじゃない独自性の高さだし。この業界独自性の高いほげほげとか死亡フラグでしかないのは知っているが、まあ個人としては楽しいので良い
まあまだまだ本気の速度出てないし、ちょっと想定と外れると使い勝手最悪というか使えない、みたいな状態なんで、やらんといけないことはいっぱいあるのだけど……
来年の抱負としては、現状維持したいということがある。育児の負荷が大変高いので不可能なゴールではあるが、なるべく育児以外の生活の質を保ちたい
(14:09)
シェルスクリプトが実行中に編集されると途中で変わるやつのせいで起きたらしい
https://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/services/comp/pdf/file_loss_insident_20211228.pdf
と、いつも通りのことを思った
(00:19)
妻が泣きやむらしい、という怪情報を拾ってきて動画を見せてくれたのだけど、理解できないものを信じない僕は「偶然じゃないの」と思っていたんだけど、試してみたら瞬殺で泣きやんでびびった
https://www.youtube.com/watch?v=V1HCT9TqS2c
覚醒させて泣きやませるというのはなるほどという感じ
(22:01)
育児をしている。子供は予想された通り、予想以上にかわいい。ちょっとなんだこれってレベルでかわいい。が、だからといって育児が楽しいかというと、楽しくない。正確に言うと、 20% くらい楽しいのだけど、とはいえ拘束時間の長さ、単純作業感、挙動の理不尽さ、などがどうしても勝ってしまう
育児、やる前はなんとなく「おむつかえとか大変そう」とか思っていたが、やってみるとおむつかえは最もラクな部類のタスクであった。一番楽しいのは沐浴。ミルクやりが一番つらかったが、隣に寝っころがって片手でミルク瓶ささえて、片手で baba is you という技を発明して、つらくなくなった。ラクすることばかり考えていて申し訳なさもあるが、親の精神安定ほど子に良いものも無いんじゃないかな、って思想なので良いこととしている
今はあやしてるのが一番つらい。座ってると腰いたくなってくるし、立って揺らしてると片手で他のことできないし、別にほっておいても成長はするだろうし、ほっといた方が良いという話もあるし、あやしてても泣く時は泣くしで、達成感のなさもすごい
生後1ヶ月だと状態が「寝ている」「泣いている」「きばっている」「機嫌が良い(ちょっとレア)」の2bitくらいしか無くて、もうちょっと親にご褒美をくれーとなる。順調にいって、笑ったりしてくれると、いろいろと報われる感があるんじゃないかな
育児に取られる時間はなかなかすごいが、とはいえ育休中なので、割と時間はある。普通にまあまあコード書いてたりするし、マンガとか読むし、 baba is you もやってるし、ちょっと仕事の slack にコメントしてみたりもする。メリハリをつけたいという嗜好がなくて、休み中に仕事するのと、仕事中にサボるのが好きなんだよな
時間があるので、バカみたいに撮影しまくってる写真や動画を使って、かわいく写っているのを自動で集める、親バカモデルを作ったりしている。超簡単な作りで、 MobileNetV3 small の出力を 3 値にして、「かわいい」「かわいくない」「写ってない」に分類するだけ。適当にラベルつけるツールを書いて自分で写真や動画から切り出した画像を分類して、今ある学習データは500枚くらいで、ちょっとずつ増やしていく予定
見守りカメラで24時間ベッドを監視し、かわいいコマが一定量続いた区間の動画を保存する、みたいなのを作っている。まだ色々書かないといけないコードがあるが、実験してる感じ、割とうまくいきそう
エッジでトレーニングする話、ベンチマークのしにくさや、品質保証できないぷりから、あまりうまくいくと思ってないんだけど、こいう用途だと良いかも、と思った。高めの見守りカメラだと危険の検知や、良い写真のサジェストとかしてくれるのは知ってるんだけど、親が我が子にラベルをつけて我が子専用のAIを育てて、親バカ写真/動画集を作る、てのがゲームぽさがあって、楽しむ人は結構いそう。品質保証のできなさも気にならないし
(23:33)
日本に来た邦人の隔離うんぬんで、 GAFA 的会社にいたり出身だったりな国内エンジニアと、シリコンバレーの在外邦人的なエンジニアが、バトルぽくなっててちょっと面白かった。いつもは比較的似たような主張をしてそうな人たちなのに
在外邦人の人達は、いきなり航空券売らない指示とか、隔離環境厳しすぎひどい、移動権!とか言っていて、日本国内の人は、国内の人も色々と不便しているのだ、移動権への多少の制約は当然で、がまんしてほしい、みたいな感じだろうか
これはなんというか、どっちも正しいことを言っているというか、伝わってるべき情報が伝わってない印象があった。いや、個々で見ると、それはどうなん?と思った発言もあったけど
在外邦人の人たちは、極端な話ビザ切れる人とか、帰らんと困る人が明らかにいるのに、一律で航空券予約停止とかはおかしいわけで、それを含めて、在外邦人の扱いがあまりに軽いことに抗議している側面が強いのかなあと。「隔離とか協力したくない好きに帰らせろ移動権!」て人はいなかったように思うし、まあそこはたぶん前提すぎてあまり語られなかったので、国内の人からすると、なんか苦難のタイミングに自由に帰らせろってギャーギャー言ってる、みたいな気持ちになったのかな
逆に国内の人は、在外邦人の人が「不要不急だろうが好きに帰ってきて隔離とかもイヤ!」と主張している前提、みたいな雰囲気があったように思う。まあそういうアグレッシブな人もいるのかもしれないけど、ほとんどの人は、常識的な待遇下で一定の制限を受けることは納得してると考えるのが自然そうだったかなと
「事情無視の完全封鎖はひどい」「隔離するならある程度人道的な扱いを」「行動に制約かけるなら、やりかたに意味があるとした根拠を説明してほしい」など、普通に考えて当たり前の主張だと思う。なんかでも一方で「これだから日本は」式の揶揄も見られた気がして反発を招いたのかなとも思ったり、揶揄のひとつもしたくなるような扱いよねえとも思ったり
(17:06)
SmartHR て何もしらないけど、こういう delegation の決断ができるのも、 delegate して問題ないと思える組織作ってたのも、すごそう
https://blog.shojimiyata.com/entry/miyata_to_serizawa
(23:05)
http://jun-makino.sakura.ne.jp/articles/future_sc/note155.html
いつも通りな感じで大変面白いのだけど、特に「階層キャッシュはもちろんなく」にクスっとしてしまった。普通に考えると大幅減点ポイントですからね
最初の頃は MN-Core 大変だ……大変だ……とばかり思っていた。だけど、それはとりあえず動く遅いものを書くのが大変ということであり、効率の良いプログラムを書くというゴールであれば、それほど悪い勝負ではない(普通のアーキテクチャは階層キャッシュの挙動を読むのが大変)、という気持ちになっている
これは完全に僕たちが makinoism と呼んだりしている思想に僕が染まっているといえる。たぶん今年入ったころくらいには洗脳が完了していたように感じる
とはいえ僕はとりあえず動くものをでっちあげて、それを改良していくスタイルを好むプログラマであり、「実用アプリがラクに書ける」というお題目にはどうしても魅かれてしまうものがある。やはり「とりあえず実装」が動くというのは魅力的なことで、パフォーマンスを出すという観点だけ考えるとしても、とりあえず動けば見積れることとがあるとか、手数が増やせるとかがあって、それらの効果によって、高い効率を達成するまでの速度を速くできる、とかがありえると思う
だからといって、階層キャッシュ入れてバンド幅増やそう、は僕は逆行に思っているし、ありえないとして。説明を聞く限り PEZY の SC シリーズはだいぶ使いやすそう?に聞こえるのだけど、どんな感じなんかね。そういえば、使ってみる会とかがあった時に参加できなかったの残念だった
(23:56)
https://www.amazon.co.jp/-/en/dp/B099Z4D5MK/
上巻だけ読んだ。それなりに面白かった。面白かったらなんで下巻買わないんだって感じだけど、飽きたのと、書評的に読まなくて良さげな気がしたから……
人間が本質的に善か悪か、てすごく興味のあるトピックで、ただ僕は善か悪かはあまり悩んでない。既にほとんど宗教的に本質的に善と信じてて、その論拠を探してるような立場だと思う。あとまあ「本質的に善」の例外的な反例を見てあれこれ考えるのは好きで、暗いノンフィクションが好きなのは、そういう理由もあるのかもしれない
理由としては、いや普通に考えて99.9%の人間、自分が困ってなかったら悪いことしないでしょ、て実感だろうか。財布落として帰ってこなかったことないし……そりゃわざわざ金に困ってる人や、0.1%の悪人の前で財布落としたら盗られるかもだけど
さてこの本も「人間は善!」と全力で説得する本。説得する理由がちょっと面白くて、多くの人が「人間は悪」と思ってると、実害があるから、と。僕は知らなかったのだけど、プラセボ効果てのがあるけど、その逆のノセボ効果というのがあるらしい。つまり、悪い、と思ってるとホントに悪くなる効果、と。だからいや悪やないんやで、ということに価値がある
現代のメディアは基本的に悪いことを報道するもので(今日のXX市に事件はありませんでした!が報道にならないのは、それはそう)、こりゃいかん、と。ニュース読むと賢くなって良く生きられる気がするけど、実は幸福ポイント落としてるという研究がある、とかなんとか
ただ、「人間は善!」を説得する方法が、あまり僕の好みではない気がする。基本的に、「人間が本質的に悪」の有名な例を使って、この事件、実はこんな真相があるんやで……という感じ。こういう個別の事例を否定する方法では、統計的に意味を持たず、「人間が善」の論拠にはならないように思う。がまあ、「人間は悪」を否定して、ノセボを減らす、というのが目的ぽいので、これで良いのかもしれない。僕が下巻はいいかな……と思った理由はこれ
お前はなんだったら「人間は善」の補強になると思うん?というので思い出すのは「典獄と934人のメロス」とかかな。
https://www.amazon.co.jp/dp/4062196751/
関東大震災で大変なことになって、大変すぎて刑務所で囚人の健康を保全できない、という状況であれば24時間解放していい、という法律に従って、解放した話。934人は家族などに再会でき、家族を助けたりとかもできて、悪行はなく、むしろ善行をしているやつもいた、と。24時間で帰れなかった人も、家族探しが理由で、後から帰ってきたり、別の刑務所に出頭したりとで、最終的に逃亡はゼロだった、と。もちろん囚人とその刑務所の、普段からの信頼関係があったからという話ぽい
やっぱ刑務所は更生の場であって欲しいよねえ、という気持ちを強化する、いい話だった
話を humankind に戻す。この本で否定されている、個別の話は、面白い
有名なスタンフォード監獄実験がウソ!とか。スタンフォード監獄実験というのは、学生バイトを囚人役の看守役にわけてほったらかしていたら、看守役はどんどんサディステックになっていって、次々と残酷なルールや刑罰を設定、実行していった、あまりの惨状に実験は途中で中止、というもの。映画の es とかは僕も見たような気がする
この有名な話の何がウソかというと、どうもこの事件で有名になった心理学者の先生や助手が、看守にかなり指示をしてたんじゃない、ということがあった。指示に従わず、私はそんなことできない、と脱落していった看守もいたとか。テレビ番組が本当にほっておく設定で追実験をしたら、看守と囚人が平和に暮らすだけの、むっちゃつまらない番組が完成したという話も
もっと面白い話として、実験の参加者は、事前に「この実験でサディスティックになる看守の状況が世間に伝わると、現実の刑務所を改善する意義がある」と伝えられていた、ってことがある。参加者としては「心理学の先生の意義深い実験だ、期待にそえるように、心を鬼にして残酷な看守を演じ、社会に貢献しよう」てなもんだ。「地獄への道は善意で舗装されている」を地でいく現象だった疑いがある、と
まあそんな感じで、ひとつひとつの話は面白い。ただまあこう、これを読み続けても「人間は善」のエコーチャンバー的というか、僕にとって都合の良い主張だけ読んでる気がしてきて、なんだかなあ、となるんだよね。この作者自身も、事例取りあげまくりスタイルだと、取材していく中で、この事件は悪でしか説明つかないのでは……というのもあったんじゃないの?とか思ってしまう。 0.1% だかなんだか悪としかいえない人がいるってのは、まあ普通にある気がするんだよな
あとそういえば、僕はハト派タカ派で言うと圧倒的にハト派で、「軍備なんてせんでもわざわざ攻めてこんでしょ」派なんだけど、「人間は善」派はハト派になる、て書いてあって、まあそらそうか、と思ったけど、気付いてなくて、なるほど、と思った。考えてみると、性善説 vs 性悪説、意外と基本的な政治的嗜好に影響してそうね、っていう。そして基本的な信念に根差してるからこそ、説得できる気がしない論点なんかねえ、と。例えば、安全保障が政治の最優先事項、て人とトコトン話しあったとして、どちらかが変わる気があんましない
まあそんな本だった(半分しか読んでないけど)
(10:27)
常温核融合とか、常温超伝導とかと比べて、実現困難さもさることながら、実現したところでなんか嬉しみが今のところなさそう、て問題があると思ってるんだけど、どうなんだろう
半導体とかもそんないいものと思われてなかったけど、作られてみると研究されまくって、用途がガンガン広がった、みたいな反論はあると思うけど、量子情報は実現の前から研究されまくってる気がするんだよな。僕の歴史感では二回量子バブルがあって、賢い人たちがあれこれ考えたけど、未だに「うーん、用途、ある……?」みたいな雰囲気があるような
(12:47)
https://news.ycombinator.com/item?id=29229200
をながめていたら
https://arxiv.org/pdf/2004.01807.pdf
が面白そうだった。リフレッシュのパターンを検知できちゃう、と
row hammer はこう、やばいよなあ。 android/chrome os の人達とかどんな感じだろう……
(15:40)
テキトーに安いやつ買ってみたら python から操作できて、楽しそう……
https://github.com/JurajNyiri/pytapo
トラッキング機能とかフツーに自分で実装できそう
(18:09)
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_ ma [親バカモデルってどのくらいの精度なの?子供の可愛い写真と普通/ダメな写真の違いってものすごい微妙だからこれが結構な精..]
_ shinh [こんな感じです: http://shinh.skr.jp/m/?date=20220108#p01]